2020.07.15
アメリカ シカゴ市による新型コロナウイルスの感染が拡大する地域からの移動に関する命令(対象州の拡大)
ポイント:
7月14日、シカゴ市は7月6日に施行された緊急旅行命令の対象州にアイオワ州とオクラホマ州を加えると発表し,17日から対象州は17州となります。詳細については本文と関連のリンクをご覧下さい。
本文:
7月14日、シカゴ公衆衛生局は7月6日に施行された緊急旅行命令に関し、新たにアイオワ州とオクラホマ州を対象州に加えると発表し,17日(金)午前0時1分から対象州は下記の17州となります。対象州に24時間以上滞在した後、シカゴ市に入域する者は14日間の自主隔離が義務付けられています。
〇対象州
Alabama,Arkansas,Arizona,California,Florida,Georgia,Idaho,Louisiana,Mississippi,North Carolina,Nevada,South Carolina,Tennessee,Texas,Utah、Iowa, Oklahoma
※対象州については毎週火曜日にシカゴ公衆衛生局によって見直されますので、在留邦人の皆様におかれては、引続き関連情報の入手に努めてください。
○隔離期間:対象となる州から離れた日から14日間
○隔離の対象者:下記の例外を除き、対象州からシカゴ市に移動する全ての者
※シカゴ市に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含みます。
※症状の有無,感染の有無は関係ありません。
○対象州となる基準:直近7日間の平均で,一日当たりの新規陽性者数が10万人当たり15人以上の州
○罰金:違反者は一日当たり100~500米ドル,最高7000米ドルまでの罰金の対象となります。
○隔離対象の例外:医療行為を受けるための旅行、共同親権により子供を養育するための旅行、CISAが定める「必要不可欠な仕事」に携わる者の出張
※「必要不可欠な仕事」に携わる者の出張の場合、雇用主からその必要性を証する書面が必要かつその書面を常に携帯し、シカゴ公衆衛生局及びシカゴ警察に提示できるようにしておく必要があります。また、14日間の隔離期間中は体温や症状の計測を行い、業務に関係しない行動を避けるとともに、可能な限り公共の場を避け、公共の場に出なければならない場合はマスクの着用や社会的距離の確保が求められます
〇シカゴ市の緊急旅行命令(Emergency Travel Order)については下記を参照ください。
https://www.chicago.gov/city/en/sites/covid-19/home/emergency-travel-order.html
〇 CISAが定める必要不可欠な仕事に関しては下記のリンクをご参照ください。
https://www.cisa.gov/publication/guidance-essential-critical-infrastructure-workforce
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