海外

2020.06.16

スロベニア 自主隔離義務が免除される往来自由国リストにイタリア、モンテネグロが追加

○ポイント

●6月11日午前0時から15日午前0時にかけての,新たな感染者数は8名でした。累計感染者数は1,496名です。

●政府は,スロベニア入国の際に自主隔離義務が免除される往来自由国リストにイタリア及びモンテネグロを追加しました。また,入国の際の自主隔離義務の免除事項が大幅に制限される国のリストを32カ国に拡大しました。

●引き続き,最新情報を入手し,感染予防に努めて下さい。

○本文

1.感染者数関連情報

6月11日午前0時から15日午前0時にかけての,新たな感染者数は8名でした。関係当局によれば,これまで計88,966名を検査し,計1,496名の感染が確認されています。死亡者数は変わらず,計109名です。

(地域別感染者数(6月11日から15日までの増加数))
スロベニア中心部       :425(+0)
ドレンスカ・ベラクライナ地方 :153(+0)
サヴィンスカ地方       :307(+0)
ポドラウスカ地方       :129(+1)
ゴレンスカ地方        : 96(+2)
ポムルスカ地方        :188(+0)
オバルノ・クラシュカ地方   : 26(+2)
ゴリシュカ地方        : 26(+3)
コロシュカ地方        : 52(+0)
プリモルスコ・ノトランスカ地方: 31(+0)
ポサウスカ地方        : 14(+0)
ザサウスカ地方        : 35(+0)
その他調査中         : 14(+0)
(内数名が外国人と報じられています。)

※(出典)スロベニア国立衛生研究所ホームページ

なお,以下のスロベニア国立衛生研究所のリンクでは,自治体別の感染者数が記載されています。

https://www.nijz.si/sl/dnevno-spremljanje-okuzb-s-sars-cov-2-covid-19

2.往来自由国の追加について

(1)往来自由国の追加について

 政府は,スロベニア入国の際に自主隔離義務が免除される往来自由国リストに新たにイタリア及びモンテネグロを追加しました。

 往来自由国リストは,国立公衆衛生研究所ホームページに掲載されています。以下のリンクをご参照ください。(6月15日時点での掲載国数は19か国)

【スロベニア語】

https://www.nijz.si/sl/seznam-drzav-za-prehajanje-drzavne-meje-brez-omejitev

【英語】

https://nijz.si/en/list-countries-crossing-national-borders-without-restrictions

(2)自主隔離免除事項制限国の追加について

 政府は,各国の感染状況の悪化を受けて,入国の際の自主隔離義務の免除事項が大幅に制限される国のリストを更新しました。これにより,免除事項制限国は米国,英国等を含む32か国となり,これらの国からスロベニアに入国する場合は以下の一部の例外事項を除き,14日間の自主隔離の対象となります。

(例外事項)

・商用のため訪問し,かつ商用目的であることを示す証明書(A1証明書を含む)を提示できる者の内,入国時点から24時間以内にスロベニアを出国する者または3日以内に発行された新型コロナウイルス陰性証明書を提示できる者

・運輸・交通分野の労働者

・トランジット目的で,入国時点から24時間以内にスロベニアを出国する者

・外交旅券所持者

・スロベニア政府が発行する証明書を有するサービス提供者で,自主隔離を行い同サービスが不履行となることで多大な社会経済的な損失が生じる可能性がある場合

(3)上記の措置の詳細及び制限国リストについては以下の政府発表もご覧ください。

【スロベニア語】

https://www.gov.si/novice/2020-06-12-55-dopisna-seja-vlade-republike-slovenije/

【英語】

https://www.gov.si/en/news/2020-06-12-55th-correspondence-session-government-adopts-several-ordinances-on-crossing-the-border/

【参考情報】

1.外務省海外安全ホームページ

本サイトでは,各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況,新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

2.たびレジ簡易登録

本サービスは,メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで,当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register

3.スロベニア国立公衆衛生局は,国内状況や感染予防の方法等について公開しています。

https://www.nijz.si/ (主にスロベニア語)

4.スロベニア政府が,新型コロナウイルスに関する特設サイトを開設しました。コロナウイルスに関連した保健省の特設電話番号はこちらに掲載されています。

https://www.gov.si/en/topics/coronavirus-disease-covid-19/

5.新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸)

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

7.リュブリャナ空港ホームページ

https://www.fraport-slovenija.si/en/Main

8.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で,随時情報発信が行われておりますので,こちらもご確認ください。

●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia

●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars (英語版と若干内容が異なります。)

●外務省:https://twitter.com/mzzrs (主にスロベニア語)

●保健省:https://twitter.com/minzdravje (主にスロベニア語)

Embassy of Japan in Slovenia /
Veleposlanistvo Japonske v Sloveniji
Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana
tel: +386 1 200 8281
fax: +386 1 251 1822
http://www.si.emb-japan.go.jp/ 
email: info@s2.mofa.go.jp

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