2020.03.12
レバノン)イタリア,イラン,中国及び韓国とのフライトの停止
● 3月11日(水),レバノン保健省は新型コロナウィルスの感染者として新たに9名を確認し,感染者1名が新たに死亡,1名が完全回復したと発表しました。これによりレバノン国内の感染者数は合計61名(内死者2名,完全回復者1名)となりました。
●レバノン政府は,3月11日の合同委員会において,イタリア,イラン,中国及び韓国とのフライトの停止とともに,仏,エジプト,シリア,イラク,独,スペイン及び英国の各国に滞在するレバノン人に対して4日間以内に帰国するように呼びかけるとともに,公共機関の職員に対して必要最小限の勤務とするように要請しました。
● 常に最新の情報を収集するとともに,手洗い,咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。
3月11日(水),レバノン保健省は新型コロナウィルスの感染者として新たに9名を確認し,感染者1名が新たに死亡,1名が完全回復したと発表しました。これによりレバノン国内の感染者数は合計61名(内死者2名,完全回復者1名)となりました。
レバノン政府は,3月11日の合同委員会において,イタリア,イラン,中国及び韓国とのフライトの停止とともに,3月15日以降,仏,エジプト,シリア,イラク,独,スペイン及び英国の各国とレバノン間の直行便を運休措置とすることから,各国に滞在するレバノン人に対して4日間以内に帰国するように呼びかけました。また,公共機関の職員に対して必要最小限の勤務とするように要請しました。
こうした要請を受けて,レバノンのレストラン協会は,当面の間,店舗の営業を停止(配達は継続実施)することとしました。
今後,レバノン政府は,他の国に対しても同様の措置を取り,航空便への影響が更に拡大する可能性もあります。また,レバノン政府は日本からレバノンに入国する人に対する輸送を制限しています。航空便を利用される方は事前に航空会社に運行情報及び搭乗の可否等を確認されるようお願いします。
(参考:ベイルート国際空港のHP) https://www.beirutairport.gov.lb/
レバノン保健省は,国民に対して冷静に対応し,手洗いやマスクの着用等の予防策を徹底するよう呼びかけています。
レバノンに渡航,滞在中の皆様におかれましては,厚生労働省,世界保健機関(WHO)及びレバノン保健省のウェブサイト等を参考に常に最新情報の入手に努めてください。症状が確認された場合はレバノン保健省の専用ダイヤル76592699にまで連絡してください。
また,新型コロナウイルスは風邪と同様にせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので,手洗い,咳エチケットの徹底,なるべく人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。
当館においても感染拡大を防ぐため,来館される方々に対し,発熱(必要に応じ検温),風邪症状(咳,喉の痛み,倦怠感など)の質問,消毒液(入り口設置)による手の消毒の励行をお願いしております。当館にお越しになる前日に体調不良(発熱,風邪症状)等がございましたら,来館日を改めて頂くか,緊急の場合には事前に当館担当者にご連絡いただきますようお願いいたします。
【参考】
■厚生労働省
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○感染症情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html
○咳エチケット
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
○新型コロナウイルス感染症対策の基本方針
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
■世界保健機関(WHO)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
■レバノン保健省(Ministry of Public Health)
専用ダイヤル: +961-76592699
邦人の方の感染にかかる情報及びご不明な点がございましたら下記の連絡先までご照会ください。
●在レバノン日本国大使館
代表電話番号:+961-(0)1-989751~3
領事直通:+961-(0)1-989856/01-989855
領事携帯:+961-(0)3-366018/03-345977
領事緊急:+961-(0)3-362540
FAX番号:+961-(0)1-989754