2020.05.28
フィジー フィジー航空すべての国際線定期便の運航中止を7月末まで延期
1 フィジー航空の国際線再開延期
5月27日,フィジー航空の公式発表によれば,新型コロナウィルス流行に伴う長引く国境閉鎖や渡航制限に伴い,すべての国際線定期便の運航中止を7月末まで延期することを決定しました。国内線は便数を削減して引き続き運行される見込みです。
https://www.fijiairways.com/en-fj/flight-information/travel-alerts/?utm_source=browser
2 フィジー国内感染状況
フィジー政府によれば,フィジー国内では4月20日に18件目の感染例が確認されて以来新たな感染例は確認されていません。5月15日における首相声明では,そのうち15件の感染患者の完全な回復が確認されています。また,すべての保健予防指示は継続されています(外出禁止措置(毎日午後10時から午前5時),集会は20名以下のみ許可,ジム,ナイトクラブ,劇場,プール及び礼拝所の閉鎖,接触を伴うスポーツの禁止)。フィジー国内における新型コロナウィルスへの感染リスクがなくなったわけではありません。引き続きフィジー政府の行う各種感染予防措置を遵守するとともに,「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けて感染予防に最大限努めてください。
※「3つの密(密閉・密集・密接)」については,以下リンクを参照してください。https://www.kantei.go.jp/jp/content/000062771.pdf
3 感染に備えて
(1)新型コロナウィルスに感染又はその疑いがある場合には,最寄りの病院に受診する前に無料ヘルプライン「158」にて相談のうえ指示を仰いでください。また,併せて大使館にも連絡してください。
(2)新型コロナウィルスに感染し,重症化することが予想される場合には医療水準の高い国への緊急医療搬送を行うことが考慮されます。一例ですが,日本に緊急医療搬送を行う場合には,少なく見積もって2千万円程度の経費が必要となります。加入中の医療保険・海外旅行医療保険などに,このような緊急医療搬送サービスが含まれるか確認し,必要に応じて新規加入を検討してください。
4 邦人関連事件等
5月26日,スバ市在住の在留邦人の親族がデング熱に感染したことが確認されています。新型コロナウィルスの感染予防のみならず,従来からフィジーにおいて確認されているその他感染症への感染予防対策にも留意してください。
5 情報収集源
〇フィジー国内の感染状況及び感染予防措置
http://www.health.gov.fj/ (フィジー保健省公式HP)
在フィジー日本国大使館(領事・警備班)
住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji
電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30~16:30)以外は外部オペレータによる対応)
FAX:(679)330-2984
メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
フェイスブック: https://www.facebook.com/Embassy-of-Japan-in-Fiji-1977180959233388/