2020.05.25
ブルガリア 英国入国者に対する自己隔離措置開始に伴う英国経由航空便利用の際の新たな注意点
【ポイント】
●英国政府が,6月8日以降,英国への入国者に対し,公共交通機関利用不可を含む14日間の自己隔離措置等の行動制限開始を発表したことに伴い,同日以降,英国経由で日本へ帰国等される場合は,経由に利用できる空港が,英国への物理的入国を伴わないロンドン・ヒースロー空港に限られる見込みとなりましたので,ご注意ください。
●5月24日午前8時時点で,ブルガリア国内の感染者は累計2,427名(うち130名死亡,840名治癒)です。
【本文】
○英国政府が,6月8日以降,英国への入国者に対し,公共交通機関利用不可を含む14日間の自己隔離措置等の行動制限開始を発表しました。在英国日本国大使館が,英国政府発表の内容を領事メールで案内していますので,詳細はこちらをご参照ください(違反する者には入国拒否/国外退去や罰金等が課せられる由です)→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=90634
○これに伴い,同日以降,英国経由で日本へ帰国等される場合は,経由に利用できる空港が,英国への物理的入国を伴わないロンドン・ヒースロー空港のみに限られる見込みとなりました。たとえば,当地から日本へ帰国するためにロンドン・ルートン空港等に到着し,一旦英国に入国の上,公共交通機関等を利用してロンドン・ヒースロー空港へ移動/乗り継ぎをすることは,不可能となる見込みです。また,ロンドン・ヒースロー空港の制限エリアは24時間運用ではなく,乗り継ぎのために一夜を過ごすことはできないため,乗り継ぎ便の時間帯にも注意が必要になります。
○今後,英国政府から,経由(トランジット)渡航者に対する措置の追加発表がなされる可能性も排除されませんので,今後英国経由で日本への帰国等を予定されている方におかれては,引き続き,在英国日本国大使館等から発出される本件関連情報等に呉々もご留意ください。
→
在英国日本国大使館HP
・https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○ソフィア空港発着便の減便,運休が依然として続いています。
-現在のフライト状況ですと,ソフィアから日本へ1回の乗り継ぎで行ける定期的に便のある経由地は,ロンドン(ヒースロー空港),パリ(シャルル・ド・ゴール空港),フランクフルト,アムステルダムの4空港に限られています。それぞれの空港へのフライトが毎日あるわけではないので,ご注意ください。
-5月24日及び25日のソフィア空港出発便は以下のとおりです(5月24日17時時点)。詳細は,ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information
5/24 19便中6便欠航(13便運航)
-ブルガリア航空:ロンドン・ヒースロー,アムステルダム,パリ・シャルル・ド・ゴール,チューリッヒ/プラハ,フランクフルト,ブリュッセル/ウィーン,ヴァルナ
-ウィズエア:ロンドン・ルートン(3便),テルアビブ,ドルトムント,アイントホーフェン
5/25 17便中4便欠航(13便運航)
-ブルガリア航空:ローマ,ベルリン・テーゲル,フランクフルト,ロンドン・ヒースロー,アテネ,ヴァルナ
-ウィズエア:ロンドン・ルートン(3便),ミラノ・ベルガモ,アイントホーフェン,マドリード,
-ライアンエア:ロンドン・スタンテッド
※ロンドン・ルートン空港やロンドン・スタンテッド空港は,日本への直行便のあるロンドン・ヒースロー空港とは別の空港であり,ヒースロー空港で乗り継ぎをするためには,一旦英国に入国の上,公共交通機関等を使って移動する必要がありますので,ご注意ください。
【※先述のとおり,6月8日以降は,ロンドン・ルートン空港等に到着し一旦英国に入国の上,公共交通機関等を利用してロンドン・ヒースロー空港へ移動/乗り継ぎをすることは,不可能となる見込みです。英国を経由しての日本帰国等を予定されている方は,在英国日本国大使館等の発出する情報に引き続きご留意ください。】
ロンドン乗り継ぎの注意事項はこちら(在英国日本国大使館HP)→ https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00050.html
パリ乗り継ぎの注意事項はこちら(在フランス日本国大使館HP)→ https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html
フランクフルト乗り継ぎの注意事項はこちら(在ドイツ日本国大使館HP)→ https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin
アムステルダム乗り継ぎの留意事項はこちら(在オランダ日本国大使館HP)→ https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_corona_faq2.html
日本到着時の大まかな流れはこちら(厚生労働省HP)→ https://www.mhlw.go.jp/content/000618379.pdf
日本到着後のPCR検査等の注意事項はこちら(厚生労働省HP)→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
ブルガリア国内各交通機関の問い合わせ先
<長距離バス>
ソフィア中央バスステーション→ https://www.centralnaavtogara.bg/#b
主要バス会社
UNION IVKONI→ https://union-ivkoni.com/news/ GRUP PLUS→ http://www.etapgroup.com/novini
<鉄道>
ブルガリア国営鉄道
HP→ https://www.bdz.bg/bg
FB→ https://www.facebook.com/BulgarianRailway/
○5月24日午前8時時点のブルガリア国内の感染状況は以下のとおりです(ブルガリア保健省発表)。
感染者累計 2,427名(前日比+19名)
死者 130名(前日比+ 4名)
治癒 840名(前日比+32名)
医療従事者 252名
地域別の前日からの新規感染者数(アルファベット順)
ブラゴエフグラド : 3
ヴェリコ・タルノヴォ: 1
パザルジク : 5
スリヴェン : 2
ソフィア : 4
ヤンボル : 4
○当館公式フェイスブック「領事・安全情報発信専用ページ」において安全情報を配信しています。これまでに配信した領事メールのアーカイブとしても使えますので,ぜひ「いいね!」と「シェア」をお願いします。
https://www.facebook.com/在ブルガリア日本大使館ー領事安全情報発信専用ページ-108501130796522/
○当館公式ツイッターでも安全情報を配信しています。ぜひフォロ-やリツイートをお願いします。ツイッターでは,より速報性を重視した情報を配信しています。なお,ツイッターアカウントをお持ちでない方も,ウェブでご覧いただけます。
https://twitter.com/EmbassyBulgaria
○皆さんの周りで当館からの領事メールを受け取っていない方がいましたら(特に,たびレジに登録していない短期渡航者等),ぜひ皆さんからその方に情報共有の上,たびレジの登録と当館への連絡を呼びかけていただくようお願い申し上げます。登録すると,当館からの領事メールを受け取ることができます。3ヶ月以上滞在される方は,在留届の登録をお願いいたします。
○当館からこれまでに発信している新型コロナウイルス関連情報領事メールはこちらから確認いただけます→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0359
○新型コロナウイルスに関するよくある質問FAQはこちら→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html
【参考】
■ブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイト
https://coronavirus.bg/
■ブルガリア保健省(ブルガリア語)
ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/
ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)
電話 028078757(24時間)
ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/novini/aktualno/svoite-vprosi-otnosno-covid-19-zadavajte-na-telefo/
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp