2015.02.11
バングラデシュ民族主義者党によるハルタルの実施延長に関する注意喚起
平成27年2月10日
在バングラデシュ日本大使館
1.現在、BNP等による全国規模の道路、鉄道、水上交通の封鎖が継続する中、ダッカ市内グルシャン地区では連日に亘りカクテル爆弾の投擲などの暴力事件が発生しているほか、国内各地においてデモ隊と警察当局の衝突やバス等への火炎瓶の投擲が生じ、多数の死傷者が出ているところ、報道によれば、BNP率いる野党20党連合は、明11日午前6時まで実施する予定であったハルタルを48時間延長し、13日午前6時まで実施する旨発表しました。
今後の事態の推移によっては抗議行動がさらに激化し、皆様のお住まいの地域において、こうした暴力事件が発生する可能性も排除できません。
2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、新聞、ニュース、インターネット等から関連情報の収集に努めて頂き、不測の事態に巻き込まれないよう、不要不急の外出を控えると共に、特にハルタルの実施期間中は、外出の要否について十分慎重に検討するようお願いいたします。仮に外出する際は、「いつでも、どこでも被害に遭う危険性がある」ということを改めて認識の上、抗議デモなどが行われている場所や群衆への接近を避け、細心の注意を払って行動してください。
なお、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ退避するよう努めてください。
3.なお、これまでBNP等から実施が発表され、現在進行中及び今後実施予定のハルタル等は以下のとおりです。
1月 6日〜 無期限
BNP率いる野党20党連合による全国規模の道路、鉄道、水上交通の封鎖
2月 8日〜13日
BNPによる全国規模のハルタル(2月8日午前6時から13日午前6時までの120時間)
万一、異常事態に遭遇した場合には、大使館までご一報ください。
【通報先】
○ 執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)
大使館(代表)880-2-984-0010
○ 執務時間外(金・土曜日及び祝日)
携帯電話 0961-1886753