2020.05.19
インド ロックダウンに伴うカルナータカ州独自の措置
●インド政府によるロックダウン延長の発表受けて,カルナータカ州政府は,州独自の緩和策,感染防止策を決定しました。
●国内線・国際線による旅客の移動,メトロの運行,映画館・ショッピングモール・各種集会等は,特別な場合を除き,引き続きインド国内全土で禁止・封鎖等が継続されています。
1 5月19日現在,カルナータカ州における感染例は1,246例(死亡者37名)です。
2 5月17日,インド政府は,現行のロックダウン措置を5月31日まで延長する旨発表しました。これを受けて,カルナータカ州政府は18日,州独自の緩和策,感染防止策を決定しました。主なものは次のとおりです。
(1)新型コロナウイルス感染者が出た地域を除き,州をまたぐバス,鉄道のサービスを認める。
(2)タクシー,オートリキシャ,大型車両による類似のサービスは,ソーシャルディスタンスを確保することを条件に営業を認める(タクシー及びオートリキシャは運転手及び乗客最大2名)。
(3)理髪店,美容室,スパの営業を認める。
(4)政府及び自治体が運営している公園の特定の時間における利用を認める。
(5)必要不可欠な場合を除き,月曜日から土曜日までの夜7時から翌朝の7時までの時間帯と日曜日終日の外出を禁止する。
(6)公共の場所及び職場では必ずマスクを着用すること。
(7)公共の場所及び職場でつばを吐くことは罰金の対象となる。
(8)公共の場所及び交通機関乗車の際にはソーシャルディスタンスを保つこと。また,店舗においては,6フィート(約183cm)以上の間隔を保つことが義務付けられ,5名を超える顧客の入場は認められない。
(9)施設の入口においては,体温測定及び手の消毒が求められる。
(10)職場においては,時差勤務体制が採られなければならない。
連邦政府及びカルナータカ州政府の措置の詳細は以下の次のアドレスにてご確認ください。
連邦政府の措置
カルナータカ州政府の措置
3 国内線・国際線による旅客の移動,メトロの運行,映画館・ショッピングモール・各種集会等は,特別な場合を除き,引き続きインド国内全土で禁止・封鎖等が継続されています。
4 在留邦人,インドご滞在中の皆様におかれては,以下の点にご注意の上,最新情報の入手に努めてください。今般の新型コロナウイルス拡大に伴うインド政府のロックダウン措置により邦人の皆様の中で困っていることや悩んでいることがあれば,本メール末尾の総領事館問い合わせ先にご連絡ください。
(1)中央政府及び地方政府が感染予防のための措置を引き続き強化しており,制度が突然変更される可能性もありますので,十分注意して行動してください。
(2)ご自身や周囲の人の感染予防のため以下の点にご注意下さい。
・アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目,鼻,口などに触れる前に手洗いをする。
・咳やくしゃみがあるときはマスクを着用して鼻と口を覆う。マスクがない場合は,咳やくしゃみのときに口と鼻をティッシュなどで覆い,手洗いを行う。
(各種情報が入手できるサイト)
インド政府広報局ホームページ
https://pib.gov.in/indexd.aspx
インド保健・家庭福祉省公式ツイッター
https://twitter.com/MoHFW_INDIA
インド入国管理局ホームページ
在日インド大使館ホームページ
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/index_jp.html
外務省海外安全ホームページ
厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
首相官邸ホームページ:新型コロナウイルス感染症に備えて
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(お問い合わせ先)
在ベンガルール日本国総領事館
電話:080-4064-9999(代表)
email:cgjblr@ig.mofa.go.jp