2015.01.26
モンゴル国内における狂犬病の発生について
平成27年1月23日
在モンゴル日本国大使館
過日、8県12地域(ブルガン県:バヤンノール、バヤンアグト、ヘンティ県:ジャルガラントハーン、ダダル、ウブルハンガイ県:タラグト、ホジルト、トグログト、バヤンホンゴル県:ブーツァガーン、フブスグル県:ツァガーンオール、ガルト、ドンドゴビ県:ツァガーンデルゲル、ゴビアルタイ県:ツェール、アルハンガイ県:ウギーンノール)において狂犬病が発生しており、2週間の立入制限、消毒液散布等の措置が執られている旨の報道がありました。
関係機関からの聞きとりによると、毎年のべ700〜1000件の狂犬病事例がモンゴル国内で発生しており、2013年には100人弱の方が動物に噛まれ治療(曝露後ワクチン接種)を受けたとのことです。
モンゴル国内で郊外に行く、旅行をする等の場合には、動物にはむやみに近づかないよう心がけてください。また、咬まれた場合は直ちに傷口を十分洗い、消毒した後、医療機関を受診してください。
【参考】
・国立感染症研究所感染症情報センター:『狂犬病とは』
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/394-rabies-intro.html
・在モンゴル日本国大使館:『モンゴル国医療事情(旅行者・長期滞在者向け)』
http://www.mn.emb-japan.go.jp/jp/ryouji/iryoujouhou.htm