2020.05.09
ラトビア 非常事態宣言の延長及び措置の緩和
●ラトビア政府は緊急事態宣言を6月9日まで延長するとともに,一部の措置を緩和することを発表しました。
●引き続き,他の人と2メールの距離を保ち,感染症予防対策を励行するようにしてください。
●今後,更に措置が変更となる可能性があります。引き続き最新情報の収集に努めてください。
5月7日,ラトビア政府は非常事態宣言を6月9日まで延長する一方で,一部の措置を緩和することを発表しました。5月12日より緩和される措置の概要は以下の通りです。
-教育機関においては,リモートでの教育が継続されるが,幼稚園の再開は可。本人及び家族に14日以内に海外渡航歴がない旨の,保護者による書面の提出は不要。
-25人以下での,接触しないスポーツは実施可(室内の場合は3時間まで)(互いに2メートルの間隔をとること)
-25名までの屋内外の公的・私的な集会・行事の許可(屋内については3時間未満とすること,屋外については時間の制限は無し。互いに2メートルの間隔を取り,消毒等の対策を取ること)
-公共交通機関を利用する際には口と鼻を覆うこと(新たに導入される義務ですが,必ずしもマスクでなくてもハンカチやスカーフ等でも可)
-文化,娯楽,スポーツ,レクリエーションその他の施設は7時から24時まで営業可
-週末のショッピングモールの営業の許可。週末に営業できる店舗を制限する措置を解除。
-5月15日よりバルト三国内の観光事業を許可。過去14日以内にバルト三国外に渡航していないラトビア人,ラトビアの長期滞在者及び外国人について,他のバルト三国からラトビアに入国する場合,14日間の自己検疫は不要。(一方で,バルト諸国人以外の外国人については引き続き,ラトビアに入国できるのは原則としてラトビアの永住権がある人とされています。)
-他の人と2メートルの間隔をあけるルールについては,同居家族同士や,親と未成年の子どもとの間では引き続き対象外
ラトビア保健省の発表によれば,ラトビア国内の主な感染ルートは家族,同僚,友人間とされています。また,引き続き他の人と2メートル以上の距離を保つことが重要であり,咳や,体調不良の場合には自宅にいることが求められています。イベントや会合への出席は可能になりますが,必要性については各自でよく検討して欲しいとも述べられています。
これらの措置は今後さらに変更される可能性があります。引き続き最新の情報の収集に努めてください。
【参考】
ラトビア非常事態宣言(ラトビア語)
https://likumi.lv/ta/id/313191-par-arkartejas-situacijas-izsludinasanu
ラトビア首相府ホームページ(英語)
https://mk.gov.lv/en/aktualitates/regarding-declation-emergency-situation
ラトビア外務省ホームページ(渡航情報)(ラトビア語)
https://www.mfa.gov.lv/konsulara-informacija/celo-drosi-2/10-atgadinajumi-veiksmigam-celojumam/celojumu-bridinajumi-par-valstim-un-teritorijam
ラトビア保健省ホームページ(ラトビア語)
http://www.vm.gov.lv/lv/aktualitates/koronavirusa_izraisita_slimiba_covid19/
(在外公館連絡先)
○在ラトビア日本国大使館 領事班
(代表)+371-6781-2001
2020年5月8日
在ラトビア日本国大使館より