海外

2020.05.07

エクアドル 非常事態宣言の適用期間を5月16日から更に30日延長

●6日発表にて感染者数が4日発表より減少しましたが,二重登録された検査結果を整理した結果とのことです。感染者数29,420人,死亡者数1,618人(この他、新型コロナによる可能性のある死者の数が1,628人と政府より発表されています),治癒者数3,433人。

●モレノ大統領は,非常事態宣言の適用期間を5月16日から更に30日延長することを発表しました。全国221市(郡)が現在赤区分適用です。エクアドル政府等の措置(外出禁止等)を遵守し,感染予防に努めてください。

1 6日発表にて感染者数が4日発表より減少しましたが,二重登録のあった検査結果を整理した結果とのことです。感染者数29,420人,死亡者数1,618人(この他、新型コロナによる可能性のある死者の数が1,628人と政府より発表されています),治癒者数3,433人(6日8時までの政府集計発表)。

 ・モレノ大統領は,非常事態宣言の適用期間を5月16日から更に30日延長することを発表しました。現在,非常事態宣言の下,全国221市(郡)が赤区分措置です。エクアドル政府等の措置(外出禁止等)を遵守してください。

・自宅隔離療養中の感染者数14,908人(6日8時までの政府集計発表)に上りますので、市中感染の危険性も念頭に置き、外出を控え感染予防に努めて下さい(14時から翌日5時まで外出禁止,土・日は自動車通行禁止です)。

        -----【以下前回配信と同内容】-----

 2 万一,咳,発熱など新型コロナ感染症が疑われる症状があった場合,かかりつけ医があればそこで受診いただいてその後必要に応じ指定病院で検査を受ける等の対応が想定されますが,かかりつけ医を持たない場合なども対応可能な私立病院のリスト(下記リンクをご参照)についてエクアドル外務省より4月4日に提供がありました。各病院に対し体制等を今回改めて当館で照会しましたので,その結果をお知らせ致します。エクアドル国内でのコロナウイルス関連の相談窓口は,電話171番となります。

https://www.ec.emb-japan.go.jp/files/100051647.pdf

                COVID-19患者受け入れ私立病院を受診する流れ

 (1)当該病院の救急部を受診(事前の電話は必須ではありません)

 (2)症状を伝え,診察を受け,COVID-19疑いがあれば検体を採取

 (3)検査結果が陽性であれば,病状に応じて,自宅隔離,入院治療(現在多くの私立病院が満床のため保健省指定病院を紹介されることが多いようです)

 *新型コロナウイルスの検査のやり方は病院により違います。その病院のやり方に従って下さい。
 *なお,掲載情報は2020.4.28時点時点のものです。状況は日々変わり得ますので,ご注意下さい。
 *なお,何かお困りの事がございましたら,大使館までご相談下さい(連絡先3)。

3 当館体制

   現在,緊急時体制を執っています。援護を要する場合は,当館まで電話,メールでお問い合わせください。

 当館代表:02-2278-700/ embapon@qi.mofa.go.jp

4 諸対策(3月16日以降順次)

 (1)エクアドル政府他

 (ア)陸海空の国境封鎖・外国人入国制限・県外移動の禁止(5月中継続)。

 (イ)外出禁止令

     各日14時から翌5時までの間(緊急事態や指定業務等を除く)。

 (ウ)その他の規制

  ・外出時のマスクの着用,他者との間隔保持(1.5m間隔,Distanciamiento Social),60歳以上の外出禁止。

  ・大規模集会,講演・公演・スポーツイベント,10人以上の集会の禁止。

  ・学校・教育機関は,ネット・自宅学習。

 (エ)交通規制(赤区分,タクシーを含む)

  車両ナンバー末尾により,通行できる曜日が限定されます。

  1, 2 月曜日

  3, 4 火曜日

  5, 6 水曜日

  7, 8 木曜日

  9, 0 金曜日

 *土曜日及び日曜日:自家用車は通行禁止。

 *新規Salvoconducto(自動車通行許可証)申請取得は以下のアドレスから行います。

https://www.ministeriodegobierno.gob.ec/salvoconductos

  *タクシーの運行時間(05:00~22:00)

   (オ)商業施設の営業停止(電話ネット営業は可,飲食店のオンライン・デリバリー(07:00~22:00))。

 *食糧,医療,金融,ライフライン等,一部司法・登記等関係機関の窓口業務,一部建設工事を除く。

   (カ)国内・国際線航空便の運行停止(臨時便を除く,5月中継続)

    ・キト(マリスカル・スクレ)及びグアヤキル(ホセ・ホアキン・デ・オルメド)国際空港からの定期便は運行停止中,臨時・チャーター便の運行のみで,航空券の取得は困難になっております。数日以後の予定は発表されていません。空港ターミナル入場には,旅券及び予約済チケットが必要です。

キト国際空港『Quiport』 

https://www.aeropuertoquito.aero/es/vuelos-internacionales/salidas-internacionales/vuelos.html

    ・出国の際は,多くの国・地域で入国制限が行われておりますので各国・地域の情勢を事前にご確認ください。

 外務省海外安全ホームページ(日本):https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

   (2)本邦での水際対策の強化(4月1日より)

  ・日本人がエクアドル他感染症危険情報レベル3の国地域から日本入国の際,PCR検査が義務付けられ検査結果が出るまでの間,自宅(症状がなく公共交通機関を使わず空港・港から自宅まで移動出来る場合),空港内または検疫所が指定する施設にて待機を求められます。検査の結果が陽性の場合は入院等,陰性の場合は自宅・ホテル等にて入国日の翌日から14日間の待機を求められます(自宅・ホテル等への移動は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー等での移動となります)。

  ・日本人が感染症危険情報レベル2の国地域から日本へ入国の場合,入国日の翌日から14日間の自宅・ホテル等での待機が求められます(自宅・ホテル等への移動は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー等での移動となります)。

 本邦入国の際の検疫概要:

https://www.mhlw.go.jp/content/000618379.pdf

帰国されたお客様へ:

https://www.mhlw.go.jp/content/content/10900000/000618977.pdf

本邦水際対策(検疫)Q&A:  

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html        

    ・感染症危険情報レベル3の国に本邦入国前14日以内に滞在した外国人は,原則入国拒否となります。

    ・感染症危険情報レベル2の国で査証及び査免渡航の停止となっている国からの外国人は,原則入国拒否となります。

    ・全ての国地域からの入国者に対し,検疫所長の指定する場所で14日間待機し,国内において公共交通機関を使用しないよう要請しています。

 水際対策の強化:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C048.html

5 お願い :信頼性に問題のある情報に惑わされず,正確な情報を入手してください。

        【問い合わせ先】  
在エクアドル日本国大使館 
 電話番号:+(593)2-2278-700
https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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