2015.01.13
パキスタン:ラワルピンディー市内で発生した爆発事件に関する注意喚起
平成27年1月10日
在パキスタン日本国大使館
1.1月9日(金)午後9時30分頃、ラワルピンディー市内(旧市街)の宗教施設において爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、これまでのところ(10日午前9時00分時点)、この爆発による外国人被害はないとのことですが、少なくとも5名が死亡、15名以上が負傷する被害が発生しているとのことです。
2.今のところ、今回の事件についての犯行声明等は特に確認されておりませんが、現地警察当局からの確認情報によると、今回の事件はテロ事件として現在捜査が行われています。
3.つきましては、今後ラワルピンディーやイスラマバード市内等主要都市及びその周辺地域において、今回と同様の爆発事件が発生する可能性も排除できないことから、邦人の皆様におかれましては、以下の内容を参考に慎重な行動を心掛けていただけますよう併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)不特定多数の人が集まる場所への接近は避ける。特に、レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header