【ポイント】

●全日空は，現在実施している欧州便の減便措置を５月３１日まで延長しました。

●４月１７日のソフィア封鎖措置により運行を停止していた国内の長距離バス路線は，４月２２日より，順次，運行を再開しています。

●４月２３日午後５時時点で，ブルガリア国内の感染者は累計１，０９７名（うち５２名死亡，１９０名治癒）です。前日からの増加感染者数はこれまでで最も多い７３名でした。

●感染が急拡大しています。外出を控え，予防措置に努めると共に，万が一，感染してしまった場合，当館へのご連絡をお願いいたします。

【本文】

○全日空は，ウィーン－羽田便を含む欧州便の運休予定を５月３１日まで延長することを発表しました。現在運航されているロンドン－羽田便（週２便），及びフランクフルト－羽田便（週３便）の運航本数は変更ありません。詳細は全日空のＨＰをご参照ください→ https://www.anahd.co.jp/group/pr/202004/20200422-2.html

○ソフィア空港発着便の減便，運休が依然として続いています。

－現在のフライト状況ですと，ソフィアから日本へ１回の乗り継ぎで行ける定期的に便のある経由地は，パリ（シャルル・ド・ゴール空港），フランクフルト，アムステルダムの３つに限られ，しかも，フライトが毎日あるわけではないので，ご注意ください。

－日本への帰国を検討している方は，最新のフライト情報の入手に努め，可能な限り早めに行動されることをお勧めします。なお，当地米国大使館も，長期滞在予定のない自国民に対して同様のアラートを出しています。

－４月２３日及び２４日のソフィア空港出発便は下記のとおりです（４月２３日１８時時点）。詳細は，ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information

４／２３：６便中４便欠航(２便運航)
ブルガリア航空：アムステルダム／パリ・シャルル・ド・ゴール，ヴァルナ

４／２４：１１便中２便欠航(９便運航)
ウィズエアー：ロンドン・ルートン（３便），ドルトムント，アイントホーフェン
ブルガリア航空：フランクフルト／ベルリン・テーゲル，ブリュッセル／ウィーン，ヴァルナ
フライドバイ：ドバイ

パリ乗り継ぎの注意事項はこちら（在フランス日本国大使館ＨＰ）→　https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html

フランクフルト乗り継ぎの注意事項はこちら（在ドイツ日本国大使館ＨＰ）→ https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin

アムステルダム乗り継ぎの留意事項はこちら（在オランダ日本国大使館ＨＰ）→ https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_corona_faq2.html

日本到着時の大まかな流れはこちら（厚生労働省ＨＰ）→ https://www.mhlw.go.jp/content/000618379.pdf

日本到着後のＰＣＲ検査等の注意事項はこちら（厚生労働省ＨＰ）→ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618977.pdf

○４月１７日から実施されているソフィアの一部例外を除く封鎖措置に伴い，国内の長距離バスの運行が停止していましたが，主要バス会社のＨＰによると，４月２２日から順次，運行を再開しているようです。詳しくは各社のＨＰ（下記参照）をご確認ください。

－ブルガリア国内各交通機関の問い合わせ先

＜長距離バス＞
ソフィア中央バスステーション→ https://www.centralnaavtogara.bg/#b

主要バス会社
UNION IVKONI→ https://union-ivkoni.com/news/ GRUP PLUS→ http://www.etapgroup.com/novini

＜鉄道＞
ブルガリア国営鉄道
ＨＰ→ https://www.bdz.bg/bg
ＦＢ→ https://www.facebook.com/BulgarianRailway/

－依然として，都市間移動制限措置は継続しています。業務上や健康上の理由がある場合，または帰国のための空港への移動等以外は都市間の移動ができませんのでご注意ください。

－各都市の出入口では警察官が検問を行っています。書類のチェックが厳しくなっており，検問所の通過に時間がかかるおそれがあります。必ず時間に余裕を持って移動するようご注意ください。

○４月２３日午後５時時点の国内累計感染者数は１，０９７名で，前日から７３名増加しており，前日からの増加数としてはこれまでで最多でした。

－縫製工場での大規模な集団感染が発生したプレーヴェン市では，さらに感染が拡大しています。

－ヴィディン県ガーラ・オレシェッツ村の高齢者介護施設で４名の集団感染が確認され，同施設が隔離措置下に置かれています。

－ソフィアのイヴァン・リルスキ病院では，複数の患者と医療関係者の感染が確認され，病院全体が隔離措置下に置かれています。

○４月２３日午後５時時点のブルガリア国内の感染状況は以下のとおりです（ブルガリア保健省発表）。

感染者累計１，０９７名（前日比＋７３名）

死者　　　　　　５２名（前日比＋３名）
治癒　　　　　１９０名（前日比＋１６名）
入院　　　　　２７０名
重症（挿管患者）３７名
医療従事者　　　９５名

男女比　　男性５５１名：女性５４６名

都市別感染者数（アルファベット順）。
ブラゴエフグラド　　：２３
ブルガス　　　　　　：４２
ヴァルナ　　　　　　：２６
ヴェリコ・タルノヴォ：１６
ヴィディン　　　　　：４０
ヴラツァ　　　　　　：　３
ガブロヴォ　　　　　：　４
ドブリッチ　　　　　：１３
カルジャリ　　　　　：１３
キュステンディル　　：３５
ロベチ　　　　　　　：　２
モンタナ　　　　　　：１８
パザルジク　　　　　：２１
ペルニック　　　　　：　９
プレーヴェン　　　　：６７
プロブディフ　　　　：４２
ルセ　　　　　　　　：　７
シリストラ　　　　　：　３
スリヴェン　　　　　：３０
スモリャン　　　　　：３３
ソフィア　　　　　：５９４
スタラ・ザゴラ　　　：３２
ハスコヴォ　　　　　：１５
シューメン　　　　　：　４
ヤムボル　　　　　　：　５

○当館公式フェイスブック「領事・安全情報発信専用ページ」において安全情報を配信しています。これまでに配信した領事メールのアーカイブとしても使えますので，ぜひ「いいね！」と「シェア」をお願いします。
　https://www.facebook.com/在ブルガリア日本大使館ー領事安全情報発信専用ページ-108501130796522/

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 https://twitter.com/EmbassyBulgaria

 

【参考】

■ブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイト
 https://coronavirus.bg/

■ブルガリア保健省（ブルガリア語）
ウェブサイト　https://www.mh.government.bg/bg/

ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン（ブルガリア語）
電話　028078757（24時間）
ウェブサイト　https://www.mh.government.bg/bg/novini/aktualno/svoite-vprosi-otnosno-covid-19-zadavajte-na-telefo/

 在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話：（国番号359）2-971-2708（代）（24h）