2020.04.25
ジョージア 活動制限の解除と経済の再活性化の計画
● 4月27日からタクシーを含む自動車使用の禁止が解除されることを始め,今後,これまでの各種規制措置が段階的に解除されていく予定です。
● 本日正午時点で,ジョージア国内では456名の感染者(死亡者5名,治癒者132名)が報告されています。
1 24日,ジョージア政府は危機経済対策計画を発表し,その中で非常事態宣言に伴い導入された各種規制措置の段階的な解除と経済活動の再活性化に関する方針を示しました。主な内容は以下のとおりです。
(1)ルール
○ ソーシャルディスタンスの確保(義務)
○ 公共の場におけるマスクの着用(義務)
○ 保健省ほか関係機関が規定する規則の遵守(義務)
○ リモートワークの継続,身体的接触の可能な限りの回避(推奨)
(2)ステージ制による段階的な規制の解除
○ ステージは6ステージあり,各ステージは平均で2週間を想定
○ 次のステージへの移行は,感染状況の分析に基づき決定
○ 感染が拡大した場合には,解除した規制を再導入することや次のステージへの移行を遅らせることも可能
○ 以下,各ステージと規制が解除されるサービス等
【ステージ1】(4月27日から)
自動車の利用,タクシー,オンラインショップの営業,配送業,農産物の屋外マーケット
【ステージ2】
建設,建設監督,建設資材生産,洗車及び自動車関連サービス,コンピューター及び家電修理等,レクリエーション区域の営業
【ステージ3】
屋外への出入り口を有する小売・卸売の店舗(ショッピングモールを除く)の営業の他,あらゆる種類の屋外市場や生産活動、及び出版活動
【ステージ4】
ショッピングモール,屋外のレストランや飲食施設,あらゆる種類の金融サービス業、美容室及び美容医療関連施設
【ステージ5】
屋内の市場・見本市,全てのレストランや飲食施設
【ステージ6】
娯楽,スポーツ,ギャンブル,宿泊,教育施設,その他の諸活動
※ その他詳細はジョージア政府作成の資料をご覧下さい。
→ http://gov.ge/files/288_75975_470501_GOG_ACP_COVID19_LKF.pdf
2 ジョージア内務省の発表によると,トビリシ,クタイシ,バトゥミ,ルスタヴィの4都市への出入り規制については今後も継続されますが
27日(月)午前6時から午後9時まで
28日(火)午前6時から午後9時まで
の2日間のみ,住所登録がある者等に対してのみ一時的に解除されるとのことです。
3 25日午後0時現在,ジョージア国内では456名の感染者(死亡者5名,治癒者132名)が報告されています。引き続き,不要不急の外出の自粛,ソーシャルディスタンスの確保,手洗い・うがいの励行などといった予防策を講じるとともに,ジョージア政府により課されている各種制限措置を遵守して感染防止に努めて下さい。
熱などの症状があり感染が疑われる場合には,緊急電話番号(112)に電話をして指示を仰ぐとともに,当館にもご一報下さい。
〇 ジョージア 政府HP
→ http://gov.ge/index.php?lang_id=ENG
〇 ジョージア政府による新型コロナウイルス関連特設サイト
→ https://stopcov.ge/en
在ジョージア日本国大使館
電 話:(+995-32)275-2111,2114
メール:consular@tb.mofa.go.jp
住 所:7D, Krtsanisi street, Tbilisi, 0114, Georgia
H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html