2020.03.17
ベナン 初の新型コロナウイルス感染者の確認
・本日午後,保健大臣は,ベナン国内において新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された旨の声明を発表しました。
・感染者は,ベルギーに渡航歴のあるブルキナファソ人ですが,ベナン入国後,自己隔離措置に従うことなく,2日間外出をしたとのことです。
・今後ベナンに渡航を予定されている方につきましては,政府による自己隔離措置に従うとともに,各種予防対策を励行されますようお願いいたします。
・発熱や咳など,新型コロナウイルス感染症が疑われる症状が出た場合,速やかにSAMU(救急サービス)に連絡を行うようお願いいたします。
本日,ベナン国内において新型コロナウイルスの陽性となる感染例が初めて確認されました。
1.感染者は,ベルギーへの渡航歴を有する49歳のブルキナファソ人男性であり,12日に空路でベナンに入国するも,自己隔離措置に従うことなく,入国日及び翌日と仕事のため外出をしました。
2.症状が出た時期については声明では確認できませんが,寒気,発熱,咳の症状があり,診療所で受診するも詳細が判明せず,15日,当地の隔離施設において検体を採取した結果,本日陽性が判明したとのことです。なお,接触者については既に特定済みとのことです。
3.新型コロナウイルス感染症を巡る情勢は依然厳しい中,特に医療面,衛生面で脆弱なアフリカにあっては,今後当地の情勢も大きく変化することも考えられますので,下記事項につき,積極的に実施されますようお願いいたします。
○最新情報を収集収集する。
○日頃から感染症予防の意識づけを行う。
○予防対策を励行する(うがい,手洗い,咳エチケット)。
○食事や睡眠を十分に取り,健康的かつ衛生的な生活を送る。
特に新型コロナウイルス感染症に関し,
○入国時の正しい申告,ベナン政府の施策(自己隔離措置,SAMUへの連絡等)を遵守する。
○大人数が集まる集会やイベントの参加を控える。
○室内の十分な換気を行う(換気の悪い閉鎖空間を作らない)。
また,新型コロナウイルスに注目が集まりますが,これまでどおり,当地での発症例が多い熱帯熱マラリアやラッサ熱等の感染症対策についても,おろそかにならないようにご注意ください。
参照
当地政府Facebook公式アカウントページ
https://www.facebook.com/gouvbenin/
(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU, BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)
電話:(市外局番なし)21-30-59-86 (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99
国外からは(国番号229)21-30-59-86
FAX:(市外局番なし)21-30-59-94
国外からは(国番号229)21-30-59-94
ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/