2020.04.21
ナイジェリア 国際線発着停止措置の延長
●ナイジェリア航空省は4月20日夜,同省ツイッターを通じて,国際線発着停止措置を更に14日間延長する,と発表しましたので,ご留意ください。
●ナイジェリア保健省及び疾病予防管理センター(NCDC)等によれば,4月20日午後11時10分(当地時間)時点のナイジェリアにおける新型コロナウイルス感染例は合計665例に増加しています。
●邦人の皆様におかれましては,引き続き,最新の情報を入手するとともに,感染予防に努めてください。
1 ナイジェリア政府による発表
(1)ナイジェリア航空省は4月20日夜,同省ツイッターを通じて,3月24日00時(当地時間)から発動された当国における国際線発着停止措置(4月24日00時まで)を,更に14日間延長すると発表しましたので,ご留意ください。
2 ナイジェリア保健省及びナイジェリア疾病予防管理センター(NCDC)等によれば,ナイジェリアで確認された新型コロナウイルス感染例は4月20日午後11時10分(当地時間)時点で,合計665例に増加しています(うち,死亡22例。)。
各州における感染状況は以下のとおりです。
ラゴス州: 376人
FCT: 89人
カノ州: 59人
オシュン州: 20人
オヨ州: 16人
エド州: 15人
オグン州: 12人
カッツィーナ州: 12人
クワラ州: 9人
カドゥナ州: 9人
アクワイボム州: 9人
バウチ州: 7人
ゴンベ州: 5人
デルタ州: 4人
エキティ州: 4人
オンド州: 3人
ボルノ州: 3人
エヌグ州: 2人
リバース州: 2人
ニジェール州: 2人
ジガワ州: 2人
アビア州: 2人
ベヌエ州: 1人
アナンブラ州: 1人
ソコト州: 1人 合計665人
3 感染予防
ナイジェリア保健省やナイジェリア疾病予防管理センターは,日頃の感染予防が感染拡大を防ぐためには重要であるとして,以下の励行を呼びかけています。
●こまめに流水,石鹸を使った手洗いを励行する。水を利用できない時は除菌液(サニタイザー)を使用する。
●咳をする際にはティッシュ等で口周りを覆う。ティッシュがない場合は,肘の内側で口周りを覆う。ティッシュ等は使用後すぐに適切に処分してください。ティッシュが手に入らない場合は,肘の内側などを使って,口や鼻をおさえる。
●咳やくしゃみなどの症状がある人物との濃厚接触を避ける。
●人込みの多い場所を避ける。
●他の人との間に距離をとる(約2メートル)
4 情報収集
新型コロナウイルスに関する主な情報収集源を以下に例示します。
これらや報道などを通じて最新の情報を収集するようお願いします。
●ナイジェリア疾病予防管理センター(NCDC)ホームページ
https://www.ncdc.gov.ng/
(学校向けガイダンス)
https://ncdc.gov.ng/themes/common/docs/protocols/175_1583410399.pdf
(自主隔離(self-isolate)に関するガイダンス)
http://covid19.ncdc.gov.ng/resource/guideline/NCDC%20Self-Isolation%20Guideline%20for%20COVID19.pdf
5 感染拡大に伴う各国の水際対策
感染拡大に伴い,感染者確認国からの入国制限措置等を実施している国もあり, また,航空会社によっては感染者確認国との間の路線について運航停止または減便等を行っている場合がありますので,海外渡航を予定している方は,経由国の選定を含め注意が必要です。
また今般,日本において「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されましたので,併せご留意ください。
◎外務省では,日本を含む感染者確認国からの入国制限措置や入国後の行動制限に関する各国措置や日本の水際対策をとりまとめ情報発信しています(海外安全ホームページ)。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
◎日本への入国の際の検疫・隔離等に関する情報(厚生労働省ウェブサイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/医務班)
電話:090-6000-9019 または 090-6000-9099
※国外からは(国番号234)90-6000-9019 または 90-6000-9099
夜間緊急連絡用電話:080-3629-0293
※国外からは(国番号234)80-3629-0293
ホームページ: http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/
電子メール : visanigeria@la.mofa.go.jp