2020.03.15
コロンビア アジア及び欧州各国からの渡航の制限
１ ３月１３日深夜，ドゥケ大統領は国民向けメッセージを通じ，３月１６日（月）から，アジア（４８カ国）及びヨーロッパ（５０カ国）（注：内訳は不明ですが，当館から移民庁に確認したところ，日本は対象となるとのことです）に過去１４日以内に滞在歴のある一時渡航者について入国制限措置を取る旨，また，これらの地域に過去１４日以内に滞在歴のあるコロンビア人及び（外交官を含む）コロンビアの外国人居住者についても，入国から１４日間，自宅ないしホテルなどの滞在先において強制的隔離措置が取られる旨発表しました。
こうした強制的隔離措置については，移民庁及び厚生・社会保障省の職員が検証することとなっており，同措置に反した場合には，行政及び刑事処罰を科されるとのことですので，呉々もご注意ください。
なお，本１４日午前５時から，ベネズエラとの国境を封鎖する旨の発表もされております。
２ 厚生・社会保障省によれば，３月１４日午前現在，コロンビア国内で新型コロナウイルス（COVID-19）感染者は，全国で合計２２名（新たに以下の６名追加確認）となっています。
・アンティオキア県メデジン市在住の成人女性
・メデジン市で医療機関を受診した成人男性
・アンティオキア県リオネグロ市に所在する成人男性
・ボゴタ市在住の成人男性
・ボゴタ市で医療機関を受診した高齢の女性
・ボゴタ市に所在する成人女性
３ 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について，現時点では飛沫感染と接触感染の２つが存在すると考えられており，過剰に心配することなく，手洗いや消毒用アルコールの使用，マスクの着用を含む咳エチケットなどの通常の感染症対策が重要とされています。
４ また、新型コロナウイルス（COVID-19）に限らず，海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により，思いがけない病気にかかる可能性もありますので，予期できないトラブルに備え，海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。実際，海外旅行保険に加入していなかったために，病気やケガなどにより非常に高額な医療費を支払うこととなったケースが多くあります。
【問い合わせ先】
在コロンビア日本国大使館
Carrera 7 No. 71-21, Torre B Piso 11, Bogota, D. C.
代表: +57 (1) 317 50 01
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