2020.04.05
ヨルダン 国境閉鎖はラマダン後まで続く見通し
●4日,保健相は国境閉鎖について,ラマダン後(5月下旬)まで続くとの見通しを示しました(注:ラマダン明大祭は5月25日まで)。
●週末に24名の新たな感染者が確認され,3月2日から4月4日までに確認されたヨルダン国内の感染者数の累計は323名となりました(うち74名退院,5名死亡)。
1 国境閉鎖関連
(1)3月17日から現在まで,空港,陸路・海路国境を含むすべてのヨルダン国境が閉鎖されており,同措置の終了時期は定められていません。
(2)4月4日(土),ジャーベル保健大臣は,メディアのインタビューにて,国境閉鎖はラマダン後まで続くとの見通しを示しました(注:ラマダン明大祭は5月25日まで)。
2 ヨルダン国内における感染状況
4月3日(金)及び4日(土),ジャーベル保健大臣は,ヨルダン国内における感染状況について,以下のとおり発表しました。
(1)3日(金),新たに11名の感染を確認し、13名が退院。
(2)4日(土),新たに13名の感染を確認し、16名が退院。
(3)これにより,3月2日(月)から4月4日(土)までに確認されたヨルダン国内の感染者数の累計は323名となった(うち74名退院,5名死亡)。
(4)これまでの感染者323名のうち,外国籍者の判明分はイラク人8名,フランス人6名,英国人3名,レバノン人3名,フィリピン人2名,パレスチナ人1名,アルゼンチン人1名,ウガンダ人1名,スペイン人1名,米国人1名,スリランカ人1名。
3 カタール・ドーハ経由成田への帰国状況(4月2日臨時便利用時の状況)
(1)4月2日のカタール航空の臨時便で帰国された邦人の方からの情報によれば,4月3日時点で,成田空港に帰国した際の入国手続きでは,グループごとに機内から降機し,入国審査前に各自が記入する質問票を基に問診を受ける措置が執られている模様です。また,入国後は,2週間の自宅等指定する隔離先での待機が義務づけられることになります。
(2)トランジットとなるドーハ国際空港では,フードコート・カフェ数店・土産屋1軒を除いて閉鎖されている様ですが,軽食やお水などは入手可能とのことです。
本情報は,当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。
いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。
-新型コロナウイルス感染症の予防法について-
まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111 https://www.moh.gov.jo/
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