海外

2020.03.10

ウガンダ 日本からの渡航者への14日間の自主隔離要請が解除

ウガンダ保健省が発表した新型コロナウイルスに関する声明の更新版によると,日本からの渡航者への14日間の自主隔離要請が変更され,ウガンダ入国後の行動制限はなくなりました。現在,日本からの渡航者はカテゴリー3に分類されており,カテゴリーは,毎週見直されるためウガンダへ渡航をお考えの方は引き続き最新情報の収集に努めてください。

ウガンダ保健省は,3月7日付新型コロナウイルスに関する声明を以下のように発表しました。

ウガンダ政府は,入国時の措置をより強化するため,感染確定国を感染状況に応じて3つのカテゴリーに分類し,それぞれ異なる措置を取ることとする。

1 カテゴリー分類の基準と措置

カテゴリーのランク付けとして以下の3つの基準を重視して分類を決定する。

(1)感染確定事例累積数
(2)直近24時間の感染者数
(3)過去7日間の急激な増加

(カテゴリー1)
 以下の7カ国に居住する人はウガンダへの不要不急の渡航延期を考慮すべきである。
イタリア,イラン,韓国,フランス,中国,ドイツ,スペイン
上記からの渡航者は,国籍問わずまた症状の有無にかかわらず,14日間の自主検疫の対象となる。それでもなお渡航を強行する場合は,自主検疫または医療施設での検疫に際しての費用を自己負担とする。

(カテゴリー2)
 以下の国からの渡航者は,保健省が注意深く観察し,これらの国での流行状況等を考慮して今後制限等について勧告する。
英国,スイス,ノルウェー,オランダ,スウェーデン,ベルギー,インド,米国

(カテゴリー3)
 その他の国からの渡航者は,通常のスクリーニングを受ける。

上記の分析は毎週見直され,随時更新されますのでウガンダへ渡航をお考えの方は最新情報の収集に努めてください。

3 ウガンダ保健省はウガンダでの国際会議等の開催の延期を推奨する。さらに,多くの人が集まる行事(スポーツ,宗教行事,葬式,結婚式,政治的行事等)開催時のガイドラインを作成した。主催者は以下を遵守することが求められる。

(1)イベント等開催時に助言を受けるため保健省との連携役の人を決める必要がある。

(2)手洗いスプレー等を十分に設置。

(3)症状のある人は集会等には行かずに換気をよくして自宅待機するべき。

(4)頻繁に人の手に触れるドアノブ等をこまめに消毒,洗浄。

(5)ゴミ箱等を十分に用意。

(6)参加者にはCOVID-19予防に関する情報を提供。

最後に,ウガンダ保健省は感染が疑われる場合,最寄りの医療機関または以下の電話番号に連絡するよう要請しています。

・0800-203-033(free line)
・0800-100-066(free line)
・0782-909-153(Mr.Atek Kajrita)
・0772-460-297(Dr.Allan Muruta)
・0772-469-323(Dr.Opar Bernard)

お問い合わせ先

○在ウガンダ日本国大使館
 住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
    (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)
 電話:0312-261-564~6,
 領事部メールアドレス:ryoji@kp.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm

 

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