2020.03.10
クロアチア 中国、イタリア、韓国、ドイツ、イラン、香港、日本、シンガポールからの入国者は14日間の隔離
● 3月9日(月),クロアチア市民保護本部は,特定の国・地域からの渡航者に対し,14日間,隔離施設での隔離措置を取ると発表しました。
● また,日本等から入国する渡航者は,14日間の自主隔離の対象とされています。これまで,短期滞在者は,症状がなければ移動の制限は受けず,健康状態の報告を行うこととされていましたが,本日の発表では,短期滞在者への対応は明らかにされていないことから,判明次第,領事メールや当館ホームページにてお知らせします。
3月9日(月),クロアチア市民保護本部は,感染症の発生を抑止し,コロナウイルス(SARS-Cov2)の拡散に対する監視を強化すべく,次の措置を発表しました。(関連リンク:https://civilna-zastita.gov.hr/vijesti/vijesti/priopcenje-za-medije-stozera-civilne-zastite-republike-hrvatske-od-9-ozujka-2020/2237)
1 次の国・地域からクロアチアへ入国する全てのクロアチア人及び外国人は,14日間,隔離施設において隔離する。
(1)中国:湖北省,武漢市を含む
(2)イタリア:ロンバルディア州,モデナ県,パルマ県,ピアチェンツァ県,レッジョ・エミリア県,リミニ県,ペーザロ=ウルビーノ県,アレッサンドリア県,アスティ県,ノヴァーラ県,ヴェルヴァーノ・クシオ・オッソーラ県,ヴェルチェッリ県,パドヴァ県,トレヴィーゾ県,ベネチア県及びボルツァーノ県
(3)ドイツ:ノルトライン・ヴェストファーレン州ハインスベルク郡
(4)韓国:大邱,チョンド郡
(5)イラン
2 次の国・地域からクロアチアへ入国する全てのクロアチア人及び外国人は,14日間,自主隔離の義務を負う。
(1)中国:上記1以外の地域
(2)韓国:上記1以外の地域
(3)イタリア:ヴェネト州,ピエモンテ州,エミリア=ロマーニャ州,南チロル自治州,マルケ州
(4)香港
(5)日本
(6)シンガポール
3 全ての国民に対し,新型コロナウイルスの感染がみられる全ての国・地域への不要不急の渡航の延期を検討するよう勧告する。
日本からの渡航者が対象となっている自主隔離措置について,これまで,当国内に住所を有する在留邦人の方等は,自宅での自主隔離を求められていましたが,短期滞在の方については,呼吸器疾患や発熱等の症状がない限り,移動の制限はなく,滞在先から管轄の疫学者に電話で健康状態を報告することが求められていました。
他方,本日の市民保護本部の発表では,短期滞在者に対するクロアチア側の対応は明らかにされていないことから,判明次第,領事メールや当館ホームページにてお知らせします。
【参考情報】
1 新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html?fbclid=IwAR0mGSg0pcogc98Hb_syWiBaBG1-NVfu6sy15gcDhYjipMSw4lzL-sG4JlI
2 新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
3 クロアチア市民保護本部ウェブサイト
https://civilna-zastita.gov.hr/
4 クロアチア公衆衛生局
https://www.hzjz.hr/priopcenja-mediji/koronavirus-najnoviji-podatci/
【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:+385-(0)1-4870-650
ファックス:+385-(0)1-4667-334
メール:consul@zr.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html