2020.03.02
リトアニア 中国、香港、イタリア北部、イラン、日本、韓国、シンガポールからの入国者に対して自主隔離を推奨
1 リトアニア国内における感染者等(3月2日現在)
感染者 1名
死亡者 0名
2 感染者の経緯
2月28日 シャウレイ リトアニア人女性 1名
3 感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先について
在留邦人・旅行者の皆様に高熱(37.5℃以上)と呼吸器系の症状が続くなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合は、感染拡大防止の観点から、まず、「112」(国内救急窓口、英語可)または、下記「コロナウイルス相談窓口」(リトアニア語)に電話して指示を受けてください。
なお、リトアニア国内では、日本語で受診できる病院はありません。
4 日本人の入国について
(1)3月2日現在、日本人の入国について制限はありません。
(2)ただし、リトアニア政府は、中国全土、イタリア北部(ヴェネト州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、エミリア・ロマーニャ州)、香港、イラン、日本、韓国、シンガポールからの入国者に対して、最終滞在日から14日間は、できる限り自宅(ホテル)待機をし、社会との濃厚接触は避け、健康状態を観察することが推奨されています。
(3)また、上記地域からの渡航者(長期滞在、短期滞在(旅行者)に関係なく)に対しては、リトアニア国内の連絡先を登録するよう求められています。
登録方法は、空路で入国される場合は空港で、陸路の場合は国境付近でアンケート用紙が配布されますので、それに記入してください。また、ホームページ(http://nvsc.lrv.lt/korona-eng)からも登録できますので、アンケートを取得できなかった場合には、ホームページから登録してください。
登録者に対しては、後日、保健センター職員が電話かメールで、14日間社会との濃厚接触を避け、可能な限り自宅待機する等の内容を含む情報提供を行うとのことです。
5 感染症の予防について
基本的なことですが、以下の対策を続けることが重要です。
(1) 石鹸やアルコール等を用い、定期的な手洗いを励行する。
(2) 外出先から帰宅すれば、手洗いとうがいを徹底する。
(3) なるべく公共交通機関や人込みを避ける。
(4) 咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。
6 参考
(1) リトアニア外務省領事局ホームページ(リトアニア語)
http://keliauk.urm.lt/lt/pranesimai
(2) リトアニア保健省
http://sam.lrv.lt/en/
(3) リトアニア保健省所轄国立社会保健センター
http://nvsc.lrv.lt/en/
(4) コロナウイルス相談窓口電話番号(24時間対応)
+370 618 79984
+370 616 94562
+370 520 77547
(5) 外務省海外安全ホームページ(日本語)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
(6) 厚生労働省ホームページ(日本語)
https://www.mhlw.go.jp/index.html
〇 在リトアニア日本国大使館 Embassy of Japan in Lithuania
電話 +370 523 10462(開館時間のみ)
電話 +370 612 74545(閉館時間、緊急連絡先)