2020.03.02
サモア 日本を出発または経由する方は新型コロナウイルスに感染していない国に14日以上滞在し3日以内に健康診断を受けないと入国不可(3月2日更新)
注意喚起(新型コロナウイルス:更新情報)
サモアに在留している皆様及び旅行者の皆様
サモア政府(保健省)は,新型コロナウイルスに対する制限措置の更新を累次行っているが,2月28日(当地時間)付け渡航勧告(別添)及び29日(当地時間)付け特別渡航勧告の仮訳は以下のとおりです。
なお,下記I1(3)について,日本等を出発又は経由し「サモアに入国する前の全ての旅行者は,新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。」の要件について,当館から下記I3のサモア政府担当者に照会しましたところ,ここにいう「検査」とはウイルス検査を指し,日本を含むいずれの地のいずれの検査機関において実施しても差し支えないとの回答を得ています。また,自らの検疫のため14日以上滞在を要する「新型コロナウイルスに感染していない最終渡航地の国」について,最近感染者が確認されたものの,現時点で依然ニュージーランドが含まれるとの回答を得ました。
もっとも,これらの渡航勧告に関する有権的な解釈は,下記I3及IIのサモア政府担当者に照会する必要がありますのでご留意ください。
今後も保健省のウェブサイト
https://www.health.gov.ws/で最新の情報をご確認ください。
I 新型コロナウイルスに関する2月28日付け渡航勧告(直ちに発効)
http://www.samoagovt.ws/2020/02/103531/
1 サモアに入国する全ての旅行者は,次の要件に留意すること。
(1)サモアに入国する全ての旅行者は,搭乗中又は到着時に特別の健康申告書式に記入すること。
(2)サモアに到着する旅行者に対する義務的検査が,現在全ての入国する空港及び港湾において実施されている。
(3)旅行者であって,
中国本土
香港
マカオ
日本
シンガポール
タイ
韓国
イタリア
イラン
クウェート
台湾
のいずれかを出発又は経由する全ての者は,新型コロナウイルスに感染していない最終渡航地の国において自らの検疫のため14日以上滞在し,サモアに最終的に渡航する前の3日以内に健康診断を受けなければならない。この国が,サモア渡航前の最終地でなければならない。サモアに入国する前の全ての旅行者は,新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。
万が一上記14日の期間内に到着した場合には,サモア到着前の最終地へ送還される。
(4)下表に記された国又は州を出発又は経由する全ての旅行者は,到着する前の3日以内に診察登録を行っている臨床医による健康診断を受ける必要がある。この健康診断は,搭乗券を受け取る前の搭乗手続で必要となる。
表(国又は地域)
マレーシア アラブ首長国連邦
豪州 フランス
ベトナム ドイツ
米国(カリフォルニア州) カナダ
スペイン バーレーン
(5)更新された表は,入手できる新たな情報に応じて,サモア政府及びサモア保健省のウェブサイトにおいて毎週掲載される。
(6)全てのクルーズ船は,新たに通知がなされるまで,サモアに入港するができない旨今次通告する。
(7)全ての港湾においては,船舶がふ頭に入る前に,検疫ブイで検査が行われる。
2 サモアから出国する全ての旅行者は,次の要件に留意すること。
(1)新型コロナウイルスの感染が確認された中国その他の国への渡航を計画している全ての者は,必要でない限り同渡航を延期することを強く勧める。
(2)新型コロナウイルスの兆候及び症状(呼吸症状,発熱,せき,息切れ,呼吸困難等)に留意すること。
(3)渡航を延期できない場合,予防措置を常に講ずるべきである。
3 照会先
Tagaloa Dr. Robert Thomsen 電話 (685)66503/7676015
電子メール robertt@health.gov.ws
Dr. Sarah Brown 電子メール sarahb@health.gov.ws
II 新型コロナウイルスに関連する29日付け特別渡航勧告(2020年3月2日午前12時に発効)
http://www.samoagovt.ws/2020/02/special-health-travel-advisory-in-relation-to-the-2019-novel-coronavirus-covid-19
新型コロナウイルスの世界における急速な伝搬及びニュージーランドでの新展開を踏まえ,以下の追加的措置が,2020年3月2日午前12時に発効する。
ニュージーランドのサモアへの近接性及びオークランド(ニュージーランド)での新型コロナウイルス感染確認により,新型コロナウイルスがサモアに進入する増大リスクは,「高い」から「非常に高い」に上がり,サモア国民へのその影響は,依然壊滅的である。
要件
新型コロナウイルスのサモアへの進入を防ぐため我々が現在行っている取組のため,サモアへの全ての国際航空便の頻度を下げる。
全ての航空会社
サモア航空 豪州 週3便(シドニー2便及びブリスベン1便) のまま
ニュージーランド 週5便を3便に減
米国領サモア・サフナ 日4便に減
タロファ航空 トンガ 週1便のまま
米国領サモア・サフナ 日4便に減
ニュージーランド航空 ニュージーランド 週6便を3便に減
フィジー航空 フィジー 週5便を2便に減
ホノルル 週1便のまま
ヴァージンオーストラリア航空 豪州 週2便(シドニー1便及びブリスベン1便) のまま
航空会社がサモアへの便について適切な変更を行うよう勧告する。
航空会社が新たな変更を7日以内に行うよう勧告する。
全ての空港(ニュージーランド,豪州,フィジー,米国領サモア,ハワイ及びトンガ)を出発又は経由する全ての旅行者は,到着する前の3日以内に診察登録を行っている臨床医による健康診断を受ける必要がある。この健康診断は,搭乗券を受け取る前の搭乗手続で必要となる。
2月28日に発出した渡航勧告のその他の全ての条件は,全ての旅行者について同一である。
照会先
Tagaloa Dr. Robert Thomsen 電話 (685)66503/7676015
電子メール robertt@health.gov.ws
在サモア日本国大使館
電話:(+685)21187