2020.02.26
クロアチア 初めての新型コロナウイルス感染が確認
● 2月25日(火),クロアチア国内で1名から新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が確認されました。
● 24日(月),クロアチア保健省は,国境において,イタリアのベネト州及びロンバルディア州からの渡航者に対し,健康状態に関する聞き取りを実施することを発表しました。
● 25日(火),クロアチア外務・欧州問題省は,イタリアへ渡航するに当たり,充分注意し,詳細な情報を収集するとともに,ロンバルディア州,ベネト州,エミリア・ロマーニャ州,ビエモンテ州及びラッツォ州への渡航は避けるよう,推奨しています。
1 2月25日(火),プレンコビッチ首相は,記者会見を行い,クロアチア国内で若い男性から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され,この男性は現在,ザグレブ市内の病院に隔離されており,健康状態は良好である旨発表しました。
また,ベロシュ保健相によれば,この男性は,2月19日(水)から21日(金)にかけて,イタリアのミラノに滞在していたとのことです。
クロアチアで新型コロナウイルス感染が確認されたのは,これが初めてです。
2 24日(月),クロアチア政府は,国境において,イタリアのベネト州及びロンバルディア州からの渡航者に対し,健康状態に関する聞き取りを実施することを発表しました。保健省の発表によると,上記の地域からの渡航者で,特に感染症の症状が見られない場合,クロアチアへの入国は認められますが,以後14日間,専門医と連絡を取り合い,健康状態を報告していただくこととなります。また,聞き取りの際に感染の兆候が見られた場合は,病院に隔離され,サンプルがザグレブの感染症病院に送られ,検査されるとのことです。
3 クロアチア外務・欧州問題省は,イタリアへの渡航情報として,同国へ渡航するに当たり,充分注意し,詳細な情報を収集するとともに,ロンバルディア州,ベネト州,エミリア・ロマーニャ州,ビエモンテ州及びラッツォ州への渡航は避けるよう,推奨しています。(当該プレスリリースのURLはこちら: http://www.mvep.hr/en/info-servis/press-releases/,32691.html)
4 在留邦人及びたびレジ登録者の皆様におかれましては,引き続き関連情報の入手に努めてください。
【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:+385-(0)1-4870-650
ファックス:+385-(0)1-4667-334
メール:consul@zr.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html