2020.02.25
アルメニア 2月24日からイランとの陸路交通遮断及び航空機による入国制限を実施
・2月24日午前11時現在,アルメニア国内で新型コロナウィルスの感染症例は報告されていません。
・日本国民及び日本の渡航歴のある者への入国制限は行われていません。
・中国及びイランからアルメニアに入国する外国人は医療観察対象となり,滞在先等の情報を求められます。
・アルメニア政府は隣国イランでの感染拡大を受け,一部の例外を除き,2月24日から2週間,イランとの陸路交通遮断及びイランからの航空機による入国制限(イランから帰国するアルメニア人及びイランの外交官を除く)を開始しました。
1 2月24日現在,アルメニアにおける新型コロナウィルスの感染例は報告されていません。また,日本国民及び日本の渡航歴がある者への入国制限は行われていません。
2 入国時の措置
(1)ズヴァルトノッツ(エレヴァン)国際空港及びシラク(ギュムリ)国際空港並びに各国境検問所での入国に際し,入国審査後,検疫担当官により全ての入国者を対象にサーモグラフによる検温が実施されています。
(2)中国及びイランへの最近の渡航歴がある場合、問診が行われ滞在先などの情報提供を要求されます。発熱,咳などの症状があり感染が疑われる場合は救急車により医療機関に搬送され,検査が実施されます。感染が確定すれば病院にて隔離の上,治療が行われます。感染の疑いがない場合は14日間医療的観察下(訪問又は電話による検温や問診の方法による)に置かれることとなります。
※ 各国の対応を踏まえるなら,今後,日本,シンガポール,イタリア,韓国等が上記措置の対象となる可能性も排除されません。引き続き最新の情報に注意してください。
3 イランからのアルメニアへの入国について
(1)陸路
現地当局者によれば,24日から2週間,貨物輸送やアルメニア人のイランからの帰国を除き,メグリ(アルメニア・イラン国境)検問所の陸路交通を遮断しているため,同地点を経由した邦人の入国はできません。
(2)空路
同様に24日から2週間,イランから帰国するアルメニア人及びイランの外交官を除きイランからアルメニアに到着する航空機を使用しての入国を制限しており,イランからの空路での邦人の入国もできません。
※ 今後,期間の延長などが考えられます。引き続き最新の情報に注意してください。
【新型コロナウイルスに関する参考情報】
1.新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸)
2.新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
3.各都道府県の帰国者・接触者相談センター
【問い合わせ先】
在アルメニア日本国大使館
所在地:23/4, Babayan Str., Yerevan, Republic of Armenia
電話番号:+374(11)523010
メールアドレス:embjp@yv.mofa.go.jp