海外

2014.06.23

パキスタン:イスラマバード市郊外で発生した爆発事件に関する注意喚起

在パキスタン日本国大使館からのお知らせ
(イスラマバード市郊外で発生した爆発事件に関する注意喚起)


1.6月20日深夜、イスラマバード郊外(市内より東に約2km)、シャーザッドタウン(Shahzad Town)近くのピンドリアン(Pindorian)地区にある聖者廟(Banga Sarkar shrine)において、爆発事件が発生しました。当地警察からの情報によりますと、今回の爆発による被害につきましては、死亡者1名、負傷者46名とのことですが、外国人の被害につきましては特に確認されておりません。


2.これまで(21日午前11時現在)のところ、今回の爆発事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、現在も爆発事件の捜査を行っております。


3.最近の各主要都市を含むパキスタン全土における不安定な治安情勢下、邦人の皆様におかれましては、今回の事件が発生したイスラマバードだけではなく他の地域においても、更なる爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただくとともに、ご自身及びご家族の安全に関しまして、引き続き十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)不特定多数の人が集まるようなマーケット、レストランでの用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、
速やかにその場から離れる。


4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○在パキスタン日本国大使館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011
○緊急連絡先:(+92-0)51-9072500

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