2020.02.03
ナイジェリアにおけるラッサ熱流行
・ナイジェリアでラッサ熱(ウイルス性出血熱)が猛威を振るい,多数の死者が出ている模様です。
・当地保健省は,本件に関し,最大の警戒態勢にあると発表しています。
・マストミス対策(手洗いの励行,安全な食料保管,ネズミに触れない・食べない)を取り,感染者及び疑いのある者との接触を避けるよう心がけてください。
※マストミス~西アフリカ一帯に生息する野ネズミの一種。ラッサ熱の自然宿主であり,尿や唾液から多量のラッサウイルスを排出する。
報道では,ナイジェリア国内において,1月中だけでラッサ熱により41名が死亡し,258名の感染者が出ているとのことです(1月26日時点)。
本件に関し,当地保健省が北部の国境地域において保健衛生面の管理体制を強化し,ベナン国内における事態は抑制されているとのことです。
以下のとおり,保健省は予防策を取るよう注意を呼びかけています。
○定期的に石けんで手洗いを行う。
○自宅では,残飯や食料品の保管を徹底する。
○ネズミを触らない,食用としない。
○感染の疑いのある者,ラッサ熱患者との接触を完全に避ける。
ラッサ熱に関する説明については,下記リンクを参考にしてください。
リンク先
○国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/344-lassa-intro.html
○WHO
https://www.who.int/health-topics/lassa-fever#tab=tab_1
○NCDC(ナイジェリア疾病対策センター)
https://ncdc.gov.ng/themes/common/files/sitreps/9f755119d0c6e28f2747ace79a1bb4f8.pdf
(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU, BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon 08 B.P.283 Tri Postal, Cotonou, Benin)
電話:(市外局番なし)21-30-59-86 (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99
国外からは(国番号229)21-30-59-86
FAX:(市外局番なし)21-30-59-94
国外からは(国番号229)21-30-59-94
ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/