2019.11.22
フィジーにおける麻しん(はしか)の発生
1 フィジーの一部地域で麻しん(はしか=Measles)が発生しています。フィジー保健省によるとセルア・ナモシ地域(パシフィック・ハーバー)において9件が確認されています(11月20日現在)。フィジー保健省は,世界保健機構(WHO)など国際機関と連携して感染拡大を防止するため各種対策を講じています。
2 予防接種の履歴(麻しん・風しんの予防接種を2回受けているか)やご自身の罹患歴を踏まえて,必要に応じて予防接種を検討してください。フィジー国内での予防接種にあたっては,フィジー保健省が感染拡大を防止するための優先条件を設けているほか,一時的にワクチンの在庫不足に陥っているクリニックなども確認されていますので,予防接種にあたっては最寄りの病院又はクリニックにご相談ください。
3 フィジー入国管理局によると本件に係る出入国への制限はありませんが,空港職員より予防接種歴の有無について照会を受ける可能性があります(11月22日現在)。
4 流行地域やフィジー政府による予防対策などは,状況に応じて変化する可能性があります。引き続きラジオ,新聞,ニュース,インターネット等の最新情報に留意して頂くとともに,万が一,罹患の疑いがある場合には,直ぐに最寄り病院に相談してください。
5 基本情報
(1)フィジー保険省HP
http://www.health.gov.fj/
(2)世界保健機構(WHO)特設ページ
https://www.who.int/westernpacific/emergencies/measles-outbreaks-in-the-pacific
(3)広域情報(海外における麻しん(はしか)・風しんに関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C058.html
(4)厚労省HP
麻しんについて:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
風しんについて:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
在フィジー日本国大使館(領事・警備班)
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