2014.05.20
パキスタン:イスラマバード市I-8地区で発生した爆発事件に関する注意喚起
在パキスタン日本国大使館からのお知らせ
(イスラマバード市I-8地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)
(内容)
1.5月17日午前5時頃、イスラマバード市内のI-8/3地区において、当地治安当局関係者を狙った手榴弾による爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、この爆発による被害者は現在までのところ報告されていないとのことです。
2.これまでのところ、今回の事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、今回の事件捜査を現在行っておりますまた、事件発生現場付近においては高度な警戒警備が既にとられており、今後イスラマバード市内全域においも同様の警戒措置がとられる可能性も考えられます。
3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、今後イスラマバード市内及び周辺地域において今回と同様の爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、イスラマバード以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(今回のような治安当局関係者を含めた政府関係機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)マーケット、レストラン及びバス停など人が集まる場所での用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。
5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○在パキスタン日本国大使館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.