2019.10.10
ドイツ ザクセン・アンハルト州ハレ市における銃乱射事件の発生
1.本日午後1時頃、ザクセン・アンハルト州ハレ市内において自動小銃及び爆発物で武装した男による銃乱射事件が発生したほか、同日午後1時半ころ、ハレ市近郊のランツベルク町(ハレ市東方15キロ)でも発砲事件が発生し、複数名が死傷している模様です(報道等によれば、少なくとも2名が死亡、複数名が負傷)。
2.被疑者1名は警察により既に拘束されており,単独犯,あるいは共犯者が逃走中等と,情報が錯綜しておりますが,本件に関し、下記のとおり、在ドイツ日本国大使館から注意喚起が出ております。皆様におかれましては、最新情報の入手に努めていただき、ご自身、ご家族等の安全対策に十分にご留意いただきますようお願いします。
3.一昨日の10月7日(月)には,当館管轄内のヘッセン州リンブルク市において,シリア国籍の難民がトラックを強奪した上で,故意に車列に突入して多重事故を引き起こす殺人未遂等事件が発生しており,既に被疑者は警察に逮捕されています。ドイツを始め欧州各地では,車両を始め、銃器・ナイフ等を用いたテロ事件が散発的に発生していますので,改めて,いつ,どこでテロが起きてもおかしくないという認識を持つよう心掛けてください。
4.「ここは日本ではない」という意識を持ち,以下の対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。
(※)観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。また,車両突入の場合,ガードレールや該当などの遮へい物がない歩道などでは危険が増します。
<在ドイツ日本国大使館からの注意喚起>
●報道によれば,ザクセン・アンハルト州のハレで銃乱射事件が発生し,複数名が負傷している模様です(最新情報ではうち2名死亡。他にも複数名が死亡の可能性あり)。
●詳細は引き続き確認中ですが,事件現場には近づかず,警察の指示に従ってください。
●犯人は車で逃走中であり,現地警察はハレ市の住民に対して外出を控えるよう呼びかけています。ハレ市のみでなく,ハレ市近郊及びライプツィヒ方面にお住まいの方についても,外出は控え,戸締まり・施錠を励行していただくようお願いします。
在フランクフルト日本国総領事館
MesseTurm 34.OG, Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327, Frankfurt am Main
代表電話:+49-(0)69-2385-730
領事部メール: konsular@fu.mofa.go.jp