2019.03.22
アメリカ ミシガン州オークランド郡における麻しん(はしか)感染例の確認について(第2報)
・3月21日夜,ミシガン州オークランド郡保険局は,先週確認した麻しん(はしか)ウィルスの感染例について,新たに4名が感染していることを確認するとともに更に感染の可能性がある3件の症例を認知している旨を発表しました。
・同保険局は,麻しん(はしか)の予防接種を受けていない方に対して予防接種を受けるよう案内するとともに,発熱等の症状が現れた場合は医療機関への事前連絡を行ったうえで医療機関で受診するよう注意喚起を行っております。
ミシガン州オークランド郡保険局は21日,先週に発覚した麻しん(はしか)ウィルスの感染事案から新たに4名が感染し,更に感染の可能性がある3件の症例を認知している旨を発表しました。
同保険局は,感染の可能性がある時期と場所についての情報を公開し,予防接種を受けていない場合は速やかに接種を受けるよう案内をしておりますが,発熱等の症状が現れた場合は,医療機関への事前連絡をおこなったうえで,医療機関で受診するよう注意喚起を行っております。
同保険局の発表によりますと,感染が疑われるエリア(感染者が実際に訪れたエリア)として,
Oak Park, Southfield, Berkley, Detroit
感染の可能性が残っているエリア(感染者と特定されていないが症状が確認された者が訪れたエリア)として上記の他に
Royal Oak, Bloomfield Hills, Madison Heights, Pontiac, Novi
が新たに追加されておりますので,在留邦人の皆様は,下記リンク「麻しん(はしか)の感染の可能性がある時期や場所に関する情報」をご確認いただき,必要な措置をとるようお願いします。
厚生労働省のホームページによると、麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続するとのことです。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症するとしています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人とのことです。
●オークランド郡保険局HP
https://www.oakgov.com/health/Pages/default.aspx(メインHP)
https://www.oakgov.com/health/information/Pages/Measles.aspx(麻しんについて)
https://www.oakgov.com/health/news/Documents/Press%20Releases/032119%20Confirmed%20Measles%20Case%20-%20Updated%20Information.pdf(感染の可能性がある時期や場所について)
(問合せ窓口)
オークランド郡保険局
電話:800-848-5533
月曜から金曜 8:30~17:00,土曜10:00~14:00
メール:noc@oakgov.com.