2019.02.16
ナイジェリア 大規模選挙等の延期
●本日(16日),独立国家選挙管理委員会(INEC)は,2月16日に予定されていた大統領選挙及び上下両院議会選挙を2月23日に,3月2日に予定されていた州知事・州議会選挙を3月9日に延期することを発表しました。
●同発表を受け,抗議行動や暴動等が発生するおそれがありますので,引き続き,最新の情報を入手し,安全対策に努めてください。
1 16日未明,独立国家選挙管理委員会(INEC)は,独立国家選挙管理委員会(INEC)は,2月16日に予定されていた大統領選挙及び上下両院議会選挙を2月23日に,3月2日に予定されていた州知事・州議会選挙を3月9日に延期する旨のプレスリリースを発表しました。
2 つきましては,同発表を受け,抗議行動や暴動等が発生するおそれがあり,また,選挙結果後の情勢が急激に悪化することも懸念されますので,以下の安全対策を講じてください。
(1)現地報道等により,最新の情報を入手する。
(2)抗議行動や暴動等が発生するおそれがあり,また,選挙キャンペーンが再開される可能性があるので,そのような活動が行われる場所には近づかない。
(3)また,延期された各選挙に当たっては,引き続き以下の対策をとる。
ア 選挙関連施設(投票所等)には近づかない。
イ テロや襲撃の標的となり得るマーケット,ホテル,モール等,外国人が多数集まる場所,宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設等)にも極力近づかない。
ウ 公共の場で選挙に関する発言をしないなど,ロープロファイルを心掛ける。
エ 万一,デモ等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れる。
オ 万一,被害に遭った場合や周囲に異常を発見した場合には,速やかに在ナイジェリア大使館へ連絡する。
3 また,2月1日付けにてスポット情報「ナイジェリア:大統領選挙実施に伴う注意喚起(新規)」を発出しておりますので,ご参照ください。https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2019C010.html
4 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet)
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)。
(問い合わせ窓口)
在ナイジェリア日本国大使館
電話:090-6000-9019/9099
大使館ホームページ:http://www.ng.emb-japan.go.jp/j/