2019.02.14
ナミビアにおけるE型肝炎の拡大
2017年10月に発症が確認されたE型肝炎が国内で拡大し続けており,2月8日の報道によると,総症例数が4,432,総死亡症例数が40となりました。総症例数の内約3,000はウィントフックのあるコマス州で発症し,死亡症例数も30となっています。総死亡症例数40の内17は妊婦及び出産後の女性です。これを受け,シャングラ保健・社会サービス大臣はE型肝炎が風土病になるのではないかと懸念を表したと報じられています。
予防策として,生水,氷,生野菜やカットフルーツ,生肉等の摂取は控え,石鹸で手を洗う等が挙げられます。また,妊婦及び出産後の方は,通常よりも重症化することがありますので,特に注意が必要です。潜伏期間は平均6 週間といわれており,ナミビアに滞在中の方はもちろん,渡航された方も帰国後,発熱,倦怠感,吐き気嘔吐等の症状がみられたら,ただちに病院で診断を受けるようにしてください。
E型肝炎に関する日本語による説明資料は以下のとおりです。
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name02.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/08/h0819-2a.html
(連絡先)
在ナミビア日本国大使館 領事班
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00
電話:+264 61 426 700
FAX: +264 61 426 749
(連絡先)
E-mail:consul@wh.mofa.go.jp