2018.11.22
インド デリーにおけるテロ防止のための警戒体制強化(注意喚起)
報道によれば,テロ組織のメンバーがパンジャブ州に潜入し,デリーへの移動を企図しているとの情報があります。現時点で具体的な脅威情報に接してはいませんが,デリー警察に確認したところ,警戒を通常よりも強化していることは事実であるとのことです。
在留邦人の皆様
たびレジに登録された皆様
1 報道によれば,テロ組織のジャイシェ・モハンマド(JeM)のメンバーが北部パンジャブ州に潜入し,デリーへの移動を企図しているとの情報があります。当館としては,現時点で,具体的な脅威情報に接してはいませんが,デリー警察に確認したところ,警戒を通常よりも強化していることは事実であるとのことです。
2 これから,年末年始や,来年1月26日の共和国記念日,来春に予定されている連邦下院選挙に向け,大都市を含むインド各地において,テロの未然防止のため,警戒が強化されることが予想されます。
3 つきましては,インドに渡航・滞在される方は,このような状況を考慮し,常日頃から,不測の事態に巻き込まれないよう具体的に以下の対応に努めてください。
・最新の関連情報の入手に努める。
・テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,滞在は必要最小限とし,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意する。
※宗教関連行事(金曜礼拝を含む)・施設,警察関連施設,公共交通機関,観光施設,外国人が多く集まりそうな場所,ショッピングモールや市場など不特定多数が集まる場所や政府関連施設等。
【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】
●頑丈なものの陰に隠れる。
●周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。
4 テロ等への対策に関しては,外務省海外安全ホームページに掲載されているパンフレットもご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/life/
また,インドの危険情報等についても外務省海外安全ホームページに掲載
されていいますので,ご自身及びご家族の安全対策の参考にしてください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html
平成30年11月21日
在インド日本国大使館
電話: (91) -11-2687-6564