2018.11.20
パプアニューギニア APECをサポートした軍及び警察関係者への賃金一部未払いに起因する暴動発生に伴う注意喚起
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航者の皆様へ
1 11月20日午後、ワイガニにあるPNG国会議事堂において、APECをサポートした軍及び警察関係者への賃金一部未払いに起因する暴動が発生しました。
約300名の興奮した軍人及び警察関係者が国会議事堂に大挙して押し寄せ、ガラス戸や車両の窓ガラスを割るなどして緊張が高まりました。現在一時的に沈静化したものの、暴動がタウン地区に移行しているとの情報が入っています。軍関係者によるとPNG政府との話し合いができていないとのことから、暴動が大規模化する恐れがあります。また、ゴードンにあるスポーツ施設リタ・フリン(APEC各エコノミーが使用した車両の駐車場)でも暴動が起きかねないとの情報があります。
ついては、在留邦人及び渡航者の皆さまにおかれては、当該地域や施設に近づくことは極力お控えください。
2 当地では一部の騒動が都市機能の麻痺に繋がるほどの大暴動に発展する場合がありますので、在留邦人や渡航者の皆さまにおかれては、情報収集に努められ、危険地域へ行かないなど、ご自身の安全確保を図るようにして下さい。
【問い合わせ先】
在パプアニューギニア日本国大使館領事警備班
電話:321-1800
FAX:321-4868
メール:sceoj@pm.mofa.go.jp