2018.06.22
ラオス 「いかさま賭博」詐欺についての注意喚起
○ビエンチャン市内で日本人旅行者を狙った「いかさま賭博」詐欺が多発しています。
○見知らぬ人に声を掛けられて家までついて行くのは危険です。
○ラオスで賭博は違法です。賭け事に誘われたら必ず断りその場を離れましょう。
1 ビエンチャン市中心部(メコン川沿い、噴水付近、バス停等)において、日本人旅行者に言葉巧みに声を掛けてトランプ等の賭博に誘い込み、クレジットカードの限度額まで金銭を巻き上げる詐欺の被害が複数報告されています。
2 典型的な手口は以下のとおりです。
歩いている旅行者に声をかけ(日本語で話しかけてくる場合は特に注意)、食事等に誘って打ち解けたころで自宅に来ないかと誘われる(日本語を勉強している妹がいるなどと言う場合は特に注意)。
自宅に行くと数人(犯人グループ)がトランプゲームの賭け事をしており一緒にやろうと誘われる。たいていの場合グループの中に負け役がいて、日本人旅行者ははじめは勝つ。
そのうち、もっと大きな額を掛けようと言われたり、日本人が負け始めるような展開になったりして、クレジットカードで宝石や金を購入させられる(キャッシングができる場合はATMで金をおろすよう言われる。また、宝石等を購入できなかったにもかかわらずカード会社に請求が行く場合もある。)。
翌日また会おうと言われて携帯電話を渡される場合もあるが、犯人とはその後連絡が取れなくなる。
3 そもそも見知らぬ人の家について行くことは、詐欺のみならず、窃盗、監禁、強姦等の被害に遭う可能性もあり非常に危険です。また、賭け事に参加した場合、自分自身も賭博の罪に問われる可能性があります。このような誘いに対してはきっぱり「ノー」と言い、その場を離れましょう。
【問い合わせ先】
在ラオス日本大使館領事班
電話:021-414-400~403
メール:consular@vt.mofa.go.jp