海外

2018.06.04

アメリカ ハリケーンへの備え

●ハリケーン・シーズンが到来しました。ハリケーンは,たとえ直撃を免れても,接近に伴い大雨,強風,洪水・鉄砲水,土砂崩,高潮,波浪,離岸流等をもたらし,また,この影響により大規模な停電や交通機関の麻痺等が発生することがあります。

●在留邦人の皆様,旅行者の皆様におかれては, 5月10日付の外務省広域情報(本メール下部に掲載)を改めてご一読いただき,また,自然災害への備えとして,情報収集手段や緊急連絡先,災害時備蓄品の確認など,各自の状況に応じ,必要な対策をお願いいたします。

●情報収集においては,報道のほか,お住まいの地域を管轄する関係当局(連邦,州,郡,市町村)が発信する情報が重要です。各自において関係当局のホームページやソーシャルメディア,緊急連絡先等を予めご確認ください。以下に連邦および州政府が発信する関連情報を例示いたしますので,併せご確認ください。

【関連リンク】

<連邦政府>
□ハリケーン対策
https://www.ready.gov/hurricanes

□ハリケーン対策マニュアル(PDF版)
https://www.fema.gov/media-library-data/1494007144395-b0e215ae1ba6ac1b556f084e190e5862/FEMA_2017_Hurricane_HTP_FINAL.pdf

<コロンビア特別区政府>
□ハリケーン対策
https://ready.dc.gov/page/ready-home

□緊急警報システム「AlertDC」登録
https://member.everbridge.net/index/1332612387832012#/overview

<メリーランド州政府>
□ハリケーン対策
http://mema.maryland.gov/Pages/resources-hurricane.aspx

□緊急事態対策アプリ「Maryland Prepares」
http://mema.maryland.gov/Pages/mdprepares.aspx

<バージニア州政府>
□ハリケーン対策(含:緊急警報メール登録,対策マニュアル)
http://www.vaemergency.gov/hurricanes/

<その他>
□ナショナル・ウェザー・サービス
http://www.weather.gov/

□ナショナル・ハリケーン・センター
http://www.nhc.noaa.gov/?atlc

□ハリケーン用語集(当館HP)
http://www.us.emb-japan.go.jp/j/anzen/hurricanetornado_hurricane_about_kibo.html

□「在留届」「たびレジ」登録(外務省HP)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
→DC,MD,VA以外へご旅行の際は,旅行先を管轄する大使館や総領事館からの安全対策情報が受信できるよう,必ず「たびレジ」にご登録ください。

■在アメリカ合衆国日本国大使館 
住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A. 
電話:202-238-6700(代表) 
HP:http://www.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

===海外安全情報(広域情報)===

ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起

2018年05月10日

【ポイント】

●米国(大西洋及びカリブ海沿岸地域,南部地域),中南米(北側)及びカリブ地域においては,毎年6月から11月頃までがハリケーン・シーズンとなっているため,関連の情報には十分留意してください。

【本文】

1 米国(大西洋及びカリブ海沿岸地域,南部地域),中南米(北側)及びカリブ地域においては,毎年6月から11月頃までがハリケーン・シーズンとなっており,強風や大雨のみならず,場合によっては洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか,各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあります。

2 昨年はハリケーン「ハービー」,「イルマ」,「マリア」という大型なハリケーンが連続的に発生しました。特に「イルマ」及び「マリア」はカリブ諸国で猛威をふるい,航空便の欠航等各種交通機関が大きな影響を受けたほか,多くの死傷者や建物等への甚大な被害が発生しました。また,2012年はハリケーン「サンディ」の影響により,米国東部及び一部カリブ諸国等において被害が発生し,2005年には「カトリーナ」及び「リタ」といった大型ハリケーンが米国南部に上陸し,大きな被害をもたらしています。

3 この地域の多くの島々には日本国大使や総領事館がない上,欧州の海外領土であることもあり,緊急時の迅速な対応等が困難な場合があります。

4 つきましては,ハリケーンによる被害を受ける可能性がある米国(大西洋及びカリブ海沿岸地域,南部地域),中南米(北側)及びカリブ地域に渡航・滞在を予定している方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新のハリケーン情報や現地の気象情報の収集に努め,ハリケーンによる被害が予想される場合には,渡航・外出を控える,又は日程・移動経路若しくは訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

既に滞在中の方は,ハリケーン被害に備え懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食料を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所に避難する等の安全対策を講じてください。

また,ハリケーン通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない複合的な二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。

5 万一,災害に巻き込まれた場合は,現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに,ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館または総領事館に連絡してください。

6 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

3か月以上滞在される方は,大使館または総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。

3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に大使館または総領事館が連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

《参考ウェブサイト》
世界気象機関:( http://severe.worldweather.wmo.int/
ウェザー・チャンネル:( http://www.weather.com/
米国ナショナル・ハリケーン・センター:( http://www.nhc.noaa.gov/

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)(03)3580-3311(内線)2902, 2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2306,5139

〇海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(在外公館連絡先)
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

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