2018.05.08
ウガンダ カンパラ市コレラ発生に伴う注意喚起
5月7日付で、カンパラ市の一部でコレラが発生しているとして保健省が注意を呼びかけています。ナグル病院(CUFH)に入院している7名(カンパラ市Kawempe地区Kalerweに住んでいる2家族4名及びMpigi県に住む1家族3名)がコレラと診断され、市内の二つの病院(ムラゴ病院とナグル病院)に隔離病棟が設けられました。
5月8日の新聞報道(New Vision紙)では、ナグル病院のBatiibwe院長の話として、確定患者は10名に増え、カンパラ市のNakawa地区、Makindye地区、Kawempe地区から患者が出ていると報じています。
コレラは、コレラ菌に汚染された飲食物を口にすることによって感染し発症します。感染予防のために、手洗いを励行し飲食物の注意を励行して下さい。例えば、飲食物はしっかり加熱料理したものを熱いうちに食べるようにします。胃切除後や胃酸の分泌が少ない方は特に注意しましょう。コレラの潜伏期間は数時間から5日間で、主な症状は下痢と嘔吐です。下痢は米のとぎ汁のような白色便になることもあります。発熱や腹痛はほとんどなく、頻回の下痢によって急速に脱水が進行し、意識障害やけいれんを起こし、死に至ることもあります。疑わしい症状が認められた場合は、早めに医療機関を受診して下さい。
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○在ウガンダ日本国大使館
住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
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