2014.12.08
マリ:セノ-国際空港における問診票について
在マリ日本国大使館より
2014年12月2日掲載
1 マリ国内でエボラウイルス疾患による死亡者が発生したことをうけ,設備・運輸・交通整備省は首都バマコに所在するセノ-国際空港を利用する全ての出国者に対し,問診(問診票の様式はこちらPDF)を始めました。
2 問診票は空港建物前の検温エリアで受取り,その場で記入します。その後,係員が体温を計測し問診票に記載します。
3 問診票は出国ゲート(出国のスタンプを押す場所)で回収されます。
4 出国ゲート通過後,手荷物検査場で再度係員により,体温の計測が行われ,搭乗券に計測した体温が記載されます。
5 マリからフランスへ向かう航空機では,搭乗後機内で搭乗者情報を記載する用紙が配布され,用紙は到着前に客室乗務員によって回収されます。
6 マリからフランスに到着する全ての航空機便の乗客には,入国・乗り継ぎを問わず,体温の計測が行われます。
7 セノ-国際空港によると,体温計測の結果,熱が38℃以上の出国者はいかなる理由があろうとも空港施設内への立入りは認められないとのことです。
8 また,熱が38℃以上だった出国者については,数分後に熱の再計測が行われます。結果が良好であれば,空港施設内への立入りが認められますが,結果によっては,空港に常駐する医師による健康状態の確認が行われます。
9 健康状態確認後,医師の判断においてバマコ市内に待機する医療チームが空港に派遣され,出国者は独自検査を受けることとなり,結果によっては,空港近郊の病院へ移送されるとのことです。