海外

2017.12.12

トリニダード・トバゴ 旅券(パスポート)の管理についての注意喚起

海外に滞在する際は、旅券(パスポート)の管理には十分ご注意ください。

旅券は、海外に滞在する際、ご自身が日本人であることと、氏名・年齢などを日本政府が証明する国際的な身分証明書であり、また、海外で万が一ご自身の身に何かが起こった時に、その国の政府に対して、ご自身に必要な保護と援助を与えるよう要請する重要な公文書です。

年末年始から、2月に行われるトリニダード・トバゴのカーニバルシーズンにかけて、カリブ地域にも多くの日本人観光客が訪れますが、旅券の管理には十分にご注意ください。

旅券を紛失したり盗難に遭ったりすると、新たに日本大使館で旅券の発給を受けるか、帰国のための渡航書で帰国することになりますが、いずれの場合も日本のご家族の協力を得て戸籍謄本を取り寄せるなど、手続きに数日を要するため、予定していた航空便を変更したり、ホテルを延泊したりするなど、ご自身の経済的負担となります。

特に、カリブ地域には日本大使館・総領事館の無い国・地域が多いため、そのような国や地域で旅券を無くした場合、手続きに通常以上の時間を要することになります。

また、旅券については紛失・盗難のみでなく「損傷」にもお気を付けください。

損傷旅券の例としては、以下のようなものがあります。

・旅券を水に濡らしてしまい、入国スタンプが判読不能となった。
・ズボンの後ろのポケットに旅券を入れていたら折れ曲がってしまった。
・子供に旅券の査証欄に落書きをされてしまった。
・ホチキス留めされていた出国カードを外す際、ページも破いてしまった。
・自分用のメモとして「渡航先」のページに自分が今まで訪問した国名を記載した。
(自分で記載ができるのは、最終ページの「所持人記載欄」のみです。)

いずれの場合も出国審査で「損傷旅券」と見なされるとトラブルになる可能性があります。
旅券の管理には十分ご注意ください。

在トリニダード・トバゴ日本国大使館(アンティグア・バーブーダ,セントクリストファー・ネーヴィス,ドミニカ国,セントルシア,セントビンセント,グレナダ,スリナムを兼轄)
住所:5 Hayes Street,St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
電話:628-5991
国外からは(国番号1-868)628-5991
FAX:622-0858
国外からは(国番号1-868)622-0858
ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
E-mail: embassyofjapan@po.mofa.go.jp

 

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