2017.09.12
中国 台風18号の接近に伴う注意喚起 (台湾,中国沿岸地域)
●9月14日(木)から15日(金)にかけて,非常に強い勢力で台風18号が台湾及び中国沿岸地域に接近します。
●最新の気象情報入手に努め,適切な安全対策を講じてください。
1 日本時間9月12日(火)午後3時現在,強い台風18号(国際名:タリム,TALIM)がフィリピンの北東海上にあり,時速35Kmの早さで西北西に進んでいます。日本気象庁等の予報によれば,今後,同台風は非常に強い勢力に拡大し,14日(木)から15日(金)にかけて台湾及び中国沿岸地域に接近あるいは上陸する見込みです。
進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。
2 つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,同地域に既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。
台風通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《 参考 》
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
台湾中央気象局 : http://www.cwb.gov.tw/
中国中央気象台(台風情報) : http://typhoon.weather.gov.cn/
中国天気 : http://gd.weather.com.cn/tf/index.shtml
3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,最寄りの日本国大使館・総領事館或いは公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所及び高雄事務所まで連絡してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(内線)5139
○海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地連絡先)
○在上海日本国総領事館
(管轄地域:上海市,安徽省,浙江省,江蘇省,江西省)
住所:上海市万山路8号
電話:(市外局番021)-5257-4766
国外からは(国番号86)-21-5257-4766
ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/