2017.02.17
パキスタン ダドゥ郡セブンのラール・シャヘバーズ・カラーンダール聖者廟で自爆テロ事件
2月16日、シンド州ダドゥ郡で、76人が死亡、250人以上が負傷する自爆テロ事件が発生しましたので、十分注意してください。
パキスタンに滞在される皆様へ
在カラチ日本国総領事館
1 2月16日午後7時頃、ダドゥ郡セブンのラール・シャヘバーズ・カラーンダール聖者廟で、自爆テロ事件が発生し、76人が死亡、250人以上が負傷しているとの報道があります。現地警察からの情報によれば、これまでのところ邦人を含む外国人の被害は確認されていないとのことです。
2 本件は、事件発生場所で実施されていた宗教行事の最中に発生しています。また、テロ組織から犯行声明も出されています。
3 つきましては、これまでの各種注意喚起でもお知らせしていますが、パキスタンに滞在される皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心がけていただきますようお願いします。また、以上を踏まえ、パキスタンに滞在される皆様におかれましては、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心がけていただきますようお願いします。
また、2月13日には、パンジャブ州ラホール市でも、13人が死亡、80人以上が負傷する自爆テロ事件が発生していることから、今回自爆テロ事件が発生した地域に限らず、パキスタン国内のいずれの地域でも、同様のテロ事件が発生することが、十分考えられます。
特に、バロチスタン州フズダルの聖者廟でも、昨年11月、今回同様52人が死亡、105人が負傷する自爆テロ事件が発生していることから、宗教行事開催場所等、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれる危険性が高まると考えられます。よって、そのような場所への立ち寄りは可能な限り控えていただき、やむを得ず立ち寄る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力短くし、不審な点を感じた場合には、その場から離れるようお願いします。
(1)パキスタンの各種報道等より、最新の安全情報を入手し、安全な行動を心がける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、報道機関には近づかない。
(3)その他の場所(アメリカ系等の宿泊施設やファースト・フード店等を含む欧米関連施設、国連関係機関、飲食店や市場等)での用事についても、できるだけ短時間で効率的に行うよう心がけ、常に周囲の状況に注意を払う。
(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
4 なお、上記注意点以外にも、パキスタンに安全に滞在するために参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されていますので、そちらも併せてご確認ください。また、当館の連絡先についても、併せてご確認願います。
○ 当館ウェブサイト
http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/
○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header
○ 連絡先
在カラチ日本国総領事館 電話(+92-21)3522-0800
○ 在留届(3ヶ月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/
○ 外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/