2016.11.04
香港における上海ガニからの基準を超えるダイオキシン検出について
在上海日本国総領事館からのお知らせ
香港における上海ガニからの基準を超えるダイオキシン検出について
香港において、中国江蘇省の水産業者2社が養殖した上海ガニから基準を超えるダイオキシンが検出されたことにより、当該水産業者2社が養殖した上海ガニの香港への輸入・販売を停止する事件が判明しました。
香港特別行政区政府・食物環境衛生署食物安全中心(食物安全中心)の発表によれば、中国江蘇省の水産業者である「呉江万頃太湖蟹養殖有限公司」と「江蘇太湖水産有限公司」が養殖した上海ガニを食物安全中心が検査したところ、5つのサンプルのうち2つから基準を超えるダイオキシンが検出されたため、食物安全中心は、当該水産業者2社が養殖した上海ガニについて、香港への輸入・販売を停止するとともに、輸入業者に回収を指示し、11月3日までに約800キログラムが回収されたとしております。
また、食物安全中心は、今後、中国本土の関係当局とも連絡を密に取り、調査を継続していくとしております。
なお、中国国内の報道によれば、当該水産業者2社は、既に上海ガニの販売を停止する等の対応を行っており、江蘇省の検疫当局は、当該水産業者2社の輸出検査を停止しているとのことです。
詳しくは、食物安全中心ホームページ http://www.cfs.gov.hk/sindex.html をご参照ください。
また、今後の報道にご注意ください。