2016.10.12
フランス シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内に向かう高速道路上等における強盗被害に関する注意喚起
2016年10月11日
在フランス日本国大使館より
(ポイント)
●シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内に向かう高速道路等において、渋滞で停車している車両の窓ガラスを割り、座席上のハンドバッグ等を奪う事件が多発しています。
(内容)
1.最近、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内に向かう高速道路上等における強盗被害が多発しており、先月(9月)だけでも6件の邦人被害が報告されています。
2.被害事例はいずれも同様であり、シャルル・ド・ゴール空港からタクシーやレンタカー、自家用車でパリ市内に向かう高速道路上で、渋滞で停車した際に石のようなもので窓ガラスが割られ、膝上に乗せていたバッグ等を強引に奪われるものです。また、被害者は全て女性でした。
3.この手口は過去からも発生していますが、最近増えてきたことから、フランスに滞在中の方や渡航を予定している方は、車両に乗る際には以下の点に留意しつつ、犯罪に巻き込まれないように十分注意してください。
●ハンドバッグ等の手荷物は、膝上や座席の上には置かず、足下に置くかトランクに入れる等して外部から容易に見えないように工夫する。
●渋滞などで車が減速・停止した際には、後方や周囲に特に注意する。
●高級ブランド品はなるべく身につけず、身につける場合には、コートや上着で隠すなど、目立たないように工夫する。
●万一被害に遭った場合でも、自ら犯人を追跡することはせず、警察(112)に連絡する。