2016.10.04
エチオピア オロミア州におけるデモに関する注意喚起
在エチオピア日本国大使館
2016年10月3日
2日(日),オロミア州ビショフトゥ(Bishoftu)において行われたイレチャ祭において,デモ隊と治安部隊の衝突により少なくとも50名以上が死亡したとされています。詳細は不明ですが,本日になってからもオロミア州アンボにおいて大規模デモが敢行され,道路封鎖やトラックが燃やされる事態も発生しているほか,オロミア州各地において散発的なデモが行われている模様であり,今後,オロミア州各地にデモが拡大する可能性に留意する必要があります。
つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,上記情勢をよく認識し,オロミア州への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合は,当館ホームページ及び外務省海外安全ホームページの危険情報を確認していただき,最新の治安情報入手に努め,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
デモや集会等では,集まった人々の心理として,暴力行為などの極端な行動が取られやすいという特徴があり,このような事態に巻き込まれないことが重要です。
上記以外の地域においても,常に周囲の状況,安全に注意し,デモや集会などの人の集まるところは避けるとともに,デモや集会の兆候に気がついた場合は,速やかにその場を離れるようにしてください。