2016.09.09
コスタリカ 感染症等の発生状況
在コスタリカ大使館
2016年9月9日
コスタリカ国内におけるジカウィルス感染症患者が増加しております。最新の関連情報を入手するとともに、十分な感染予防に努めて下さい。また,今般,世界保健機関(WHO)による緊急事態宣言及び性行為感染の防止に関する暫定ガイダンスが更新されましたところ,詳細につきましては以下○外務省海外安全ホームページ(9月8日更新)をご確認願います。
1.9月7日、コスタリカ保健省は、当国におけるジカウイルス感染症の発生状況について、国内での感染者が946名になったと発表しました。国内での感染者が最も多いプンタレナス県ガラビート市(ハコ地区周辺)では計159名の感染が確認されています。
なお、感染者946名のうち、男性は358名、女性は588名で妊婦が31名となっており、これまで小頭症が確認されたのは1件となります。
保健省は、感染が拡大している地域で蚊の駆除作業を行うとともに、妊婦および妊娠を予定している女性に対して、感染が確認されている地区での滞在、居住などを控えるよう注意喚起しています。
また、デング熱およびチクングニア熱の感染者も増加しており、デング熱は15,169名、チクングニア熱は2,400名の感染が確認されています。
○コスタリカ保健省ホームページ
https://www.ministeriodesalud.go.cr/index.php/biblioteca-de-archivos/3114-boletin-epidemiologico-no-28-2016-zika-chikungunya-y-dengue/file
2.在留邦人の皆様、旅行等でコスタリカに滞在されている皆様におかれましては、長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないよう十分注意してください。特に妊娠中の方又は妊娠を予定している方は、ジカウイルス感染症の流行が確認されている国・地域への渡航・滞在を可能な限りお控えください。やむを得ず渡航・滞在する場合には、渡航先・滞在地にある日本国在外公館等からの最新の関連情報を入手するとともに、十分な感染予防に努めてください。
ジカウイルス感染症に関する情報は、外務省海外安全ホームページ及び厚生労働省ホームページをご参照ください。
○外務省海外安全ホームページ(9月8日更新)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1
○厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html