2016.08.20
アメリカ マイアミビーチ市におけるジカウイルス感染症(ジカ熱)の域内感染
2016年8月19日
在マイアミ日本国総領事館
8月19日、スコット・フロリダ州知事は、マイアミビーチ市内で、蚊が媒介するジカウイルス感染症5例が確認されたと発表しました。
これまで州内のジカウイルス域内感染(local transmission)例は、マイアミデード郡内のマイアミ市ウィンウッド(Wynwood)地区の1か所に限られていましたが、今回、同じマイアミデード郡内のマイアミビーチ市のサウスビーチ(South Beach)を中心とする1.5平方マイルの地域(8th Street~28th Street)で域内感染例が確認されました。
州保健局は、マイアミ市ウィンウッド地区と同様のジカウイルス感染の実態調査及び殺虫剤散布による蚊対策等を開始しています。
スコット知事は、米国疾病管理センター(CDC)に対して、ジカウイルスの検査キットの追加と臨床検査要員の派遣を要請しました。
CDCは、妊婦及び妊娠を考慮している女性に対して、域内感染が確認された地域には不必要に近付かないよう勧告(advisory)を出しています。
※ マイアミビーチ市サウスビーチにおける域内感染地域(8th Street~28th Street)については、以下の当館ホームページに当該地域の地図が掲載されていますので、ご確認ください。 http://www.miami.us.emb-japan.go.jp/files/000181996.pdf