2016.07.21
ペルー日系人協会や大使館近くでの強盗事件
在ペルー日本国大使館よりお知らせ
2016年7月21日
7月13日,ペルー日系人協会や日本国大使館近くの路上で,邦人が被害者となる強盗事件が発生しました(以下1)。
また,先月末も同じ地区で,ペルー人のグループが拳銃強盗の被害に遭い,被害者のうち1名が銃撃を受け重傷を負う事件も発生しています(以下2)。
夜間は特に犯罪被害が多く発生している他,早い時間帯であっても人通りの少ない場所では犯罪リスクが高まります。
夜間の外出は極力避け,やむを得ず外出する場合は,車を利用し,徒歩の場合でも暗いところや人気のないところは通らない等,十分注意してください。
万が一被害に遭った場合は身の安全を優先し,犯人に抵抗したり,刺激しないことが肝要です。
なお,7月はボーナスが支給される時期であり,また,7月28日の独立記念日の前後は強盗や空き巣等の犯罪が増加する傾向にありますので,十分注意してください。
1 発生日時:7月13日(水)午後6時40分頃
発生場所:リマ市ヘスス・マリア区ヒロン・エスタードス・ウニードス969
事件概要:在留邦人の男性が,ペルー日系人協会を出て付近を歩いていたところ,二人乗りのバイクに行く手を塞がれて,バイクの後ろに乗っていた男に拳銃のようなものを突きつけられ,貴重品の入っていた鞄を強奪された。
2 発生日時:6月29日(水)午前0時30分頃
発生場所:リマ市ヘスス・マリア区サン・フェリペのマンション郡の中の公園(日秘診療所Policlinico Peruano Japonesの近く)
事件概要:ペルー人7名が,サン・フェリペのマンションの友人宅から大通り(Av. Gregorio Escobedo)へ向かって徒歩で移動中,拳銃を持った3人の強盗に襲われ,所持品を強奪された。被害者のうち1名は,銃撃を受け重傷を負った。
●外務省海外旅行登録「たびレジ」について
「たびレジ」は,海外旅行や海外出張される際に,旅行日程・滞在先・連絡先などを登録することにより,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールなどが受け取れるシステムです。是非御利用ください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
●転居,帰国等により在留届の記載内容に変更がある場合
住所等連絡先の変更届をFAX,郵送またはスキャンデータのメール送信にて当館まで提出してください。
変更届の提出がないと,緊急時の連絡等を受けることができなくなるほか,大規模災害発生時等,帰国しているにもかかわらず,その方の現地での安否確認作業を行うことになり,真に安否確認を必要としている邦人の方の確認が遅れることにもなりかねませんので,御協力をお願いします。
変更届:http://www.pe.emb-japan.go.jp/jp/henkoutodoke2011.doc
●海外安全対策動画について
外務省では海外安全対策ツール(海外安全ホームページ,外務省海外旅行登録「たびレジ」,海外安全アプリ)の利用方法やメリット,犯罪被害防止策等を紹介する動画を作成しましたので,ご覧ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/video/video11.html