海外

2016.07.15

コスタリカにおけるジカウイルス感染症等の発生状況について

2016年7月14日
在コスタリカ日本国大使館

7月13日、コスタリカ保健省は、当国におけるジカウイルス感染症の発生状況について、国内での感染者が186名になったと発表しました(なお、国外での感染者は17名です。)国内での感染者が最も多いプンタレナス県ガラビート市(ハコ地区周辺)では計93名の感染が確認されています。また、これまで感染者が確認されていなかったサンホセ県サンホセ市でも4名の感染が確認されています。感染者127名のうち、男性は78名、女性は108名で妊婦が10名です。妊婦10名のうち、2名についてはすでに出産しており、乳児に小頭症の症状はみられていません。保健省は、感染が拡大している地域で蚊の駆除作業を行うとともに、妊婦および妊娠を予定している女性に対して、感染が確認されている地区での滞在、居住などを控えるよう注意喚起しています。

また、デング熱およびチクングニア熱の感染者も増加しており、デング熱は9,732名、チクングニア熱は1,627名の感染が確認されています。

 在留邦人の皆様、旅行等でコスタリカに滞在されている皆様におかれましては、長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないよう十分注意してください。特に妊娠中の方又は妊娠を予定している方は、ジカウイルス感染症の流行が確認されている国・地域への渡航・滞在を可能な限りお控えください。やむを得ず渡航・滞在する場合には、渡航先・滞在地にある日本国在外公館等からの最新の関連情報を入手するとともに、十分な感染予防に努めてください。

ジカウイルス感染症に関する情報は、外務省海外安全ホームページ及び厚生労働省ホームページをご参照ください。

○外務省海外安全ホームページ(7月12日更新)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1

○厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html

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