2016.07.15
バングラデシュ テロに対する注意喚起
在バングラデシュ日本国大使館よりお知らせ
平成28年7月14日
1.報道等によれば,13日,ハシナ首相は,各地域,各層の国民とのテレビ会議において,テロリストがさらなる攻撃を計画しており,引き続きテロへの警戒が必要であること等を述べました。現在,当国政府は,国会議事堂,空港,鉄道,裁判所等の重要施設や公共のスペースにおいて武装警察官を配置する等,警戒を強めています。当地滞在の際には,こうした状況も踏まえ,テロや騒擾事案に遭遇しないよう,特別な警戒が必要です。
2.具体的には,最新の治安情勢について情報収集に努め,滞在先や個別の訪問先の治安状況や警備体制を確認するなど,不測の事態を想像し,特別な注意を払ってください。特に,テロの標的となりやすい場所(外国人が多く集まるレストラン,欧米関連施設,政府施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を極力訪問しないようにしてください。これらの場所を訪問する必要がある場合には,滞在時間を可能な限り短くする,避難経路を確認しておく等の安全対策を必ず講じてください。
また,周囲の状況には常に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど,安全確保に努めてください。イスラム教では,金曜日が集団礼拝の日とされています。モスク等宗教施設等を狙ったテロや襲撃が行われることがありますので,特にこうした機会には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。