2016.07.13
カザフスタン 炭疽症感染事案発生に伴う注意点
2016年7月12日
在カザフスタン日本国大使館からのお知らせ
1 先般,在留邦人の皆様には領事メールにて,カラガンダ州において発生した炭疽症感染事案についてご連絡しましたが,今度は,10日,パブロダル州にて新たに炭疽症感染事案が発生致しました。
今回の件では,3名の感染者が確認されたほか,感染者の周辺者であった42名の住民が感染の疑いで検査入院する事態となりました(検査の結果,新たな感染者はなし)。
また,感染された肉が同州内のカフェ1カ所に持ち込まれ,衛生当局が回収の上,店内の消毒措置を行う事件が発生しております。
2 本件に関連してアスタナ市農業局は,12日,「食肉購入に関する注意喚起」として,以下の注意点を発表致しました。
「肉や乳性製品は衛生的な場所以外では買わないこと。
正規の食肉店には,獣医証明書や検査済み証明書があり,販売者は,購入者の求めに応じて呈示する義務があることから,必要に応じて安全に処理された肉であることを確認すること」
3 先のカラガンダ州での事案発生の際に当館より,既に以下のとおりご連絡しております。
● きちんとした食品流通過程にある肉しか食べない。怪しげなマーケットで肉を買わない
● 騒ぎが治まるまでは必要以上に家畜に濃厚に接触しない