2016.07.07
ポーランド 北大西洋条約機構(NATO)ワルシャワ首脳会合等開催に伴う注意喚起
在ポーランド日本国大使館より
1 ポーランドでは,北大西洋条約機構(NATO)ワルシャワ首脳会合(7月8日から9日)及びマウォポルスキェ県クラクフ市で「世界青年の日」(7月26日から31日)が開催される予定です。
2 ポーランド当局は, 3月22日に発生したベルギーの首都ブリュッセルにおける空港等での爆弾テロ事件以降,鉄道駅及び空港におけるパトロールの回数を増やし,多数の人々が集まる場所を特に警戒しています。
また,上記1の開催に備え,7月4日から8月2日までの間,シェンゲン域内国からの入国(空路含む)に対する国境管理が一時的に再開されています(ポーランド当局の任意の判断によって入国審査が行われる)。
更に,NATOワルシャワ首脳会合開催に際しては,会場周辺及び市内中心部等において様々な交通規制(道路の封鎖,駐車禁止,進入禁止区域の設置等)が行われることが予想されます。
3 つきましては,ポーランドに渡航・滞在される方は,上記1の開催に際する差し迫ったテロの兆候を示す情報はない旨報じられているものの,以上の状況を考慮し,不測の事態に巻き込まれないよう最新の関連情報の入手に努めてください。
特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,宗教施設,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,安全確保に十分注意してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方には,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。( http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
5 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せてご参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」(パンフレットは, http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在ポーランド日本国大使館
住所:Ul.Szwolezerow 8, 00-464, Warszawa, Poland
電話: (市外局番022) 696-5000,696-5005(領事部)
FAX: (市外局番022) 696-5001,696-5006(領事部)
ホームページ: http://www.pl.emb-japan.go.jp/index_j.htm